こんにちは。ぎふスキンケアクリニックのスタッフKです。
先日、ショッピングモールで見かけたコーナーです。この季節ならではのリップとハンドクリームのコスメコーナーです。
昨年は、院長ブログでレチノール(ビタミンA)配合のハンドクリームが特集されました。
今年は私が、「ハチミツ入りのコスメ」を発見!
さて、ハチミツは本当に効果があるのか・・?
私たち形成外科の診療で、皮膚の傷を取り扱うことが多いです。日本には傷に対する良い軟膏がたくさんあるのです。プロスタンディン、フィブラスト、アクトシン、ゲーベン、ブロメライン、カデックス、ヨードコートなどなど、まだまだあります。これらの軟膏は傷の状態に合わせて処方されます。世界的に見ても、日本には軟膏が大変充実しているのです。ところが、ヨーロッパでは軟膏よりも被覆材(キズパワーパッドのような)が発展して、良い軟膏が少ないため、なんと、ハチミツを傷につける治療が当たり前のようです。ハチミツは万能薬として、まるで唯一の外用薬のように使われるらしいです。ハチミツの傷保護作用、保湿作用と、殺菌作用などが機能として言われております。
ハチミツがコスメになると、確かに昔からローヤルゼリーなどで良いイメージを持たせますが、おそらく薬理的にも意味があり、きっと効果も確かなのでしょうね。