院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2014.08.16
二重まぶたで人気の施術、埋没法。
もともと一重まぶたの方は、アイプチ、メザイク、アイテープ、つけまつ毛とアイメークで大きく見せようと工夫されているようです。まつ毛エクステも例外ではありません。
埋没法を行う日に、まつ毛エクステがなされたまま来られる方もお見えです。
「まつエクしていても大丈夫ですか。」
答えは「手術は可能ですが、まつエクは少なからず取れるかもしれません。まつ毛を多少引っ張る操作があるからです。」
埋没法ではまぶたを翻転(裏返し)して針と糸を通します。この、翻転するときに、まつ毛を軽くつまんで持ち上げてひっくりかえします。(よく眼科の診察でも裏向きにされます)
まつ毛をつまむときに、どうしてもエクステを引っ張ってしまいますので、何週間かしているものはボロボロと取れ落ちます。
なるべく取れないように、まつ毛を持ち上げずに、まぶたの縁で持ち上げるように努力しています。しかし、人によってはまぶたの縁にコシがなくて、どうしてもまつ毛で持ち上げざるを得ない場合があり、エクステは取れがちです。
また、もともと短いまつ毛の方がエクステされて、さらにコシの弱いまぶただと、エクステを引っ張るようなことになりかねません。すると、エクステもろとも元のまつ毛も抜けてしまうこともあります。もともとまつ毛が短くて細い方は弱く抜けやすい印象です。
これはエクステの技術もあるのかもしれませんが、太くて長いまつ毛にしっかりエクステがついていると全然取れずに手術可能な時もあります。こういった太くて長いまつ毛の方はまぶたのコシがしっかりしていて、まつ毛に力をかけず、まぶたの縁をつかみやすいこともあります。
なるべく、エクステは残してください、とおっしゃるのでしたら、エクステは埋没法が終わってから行ってほしいと思います。
しかし、どうしてもでしたら、まぶたを翻転するときに、アドラー攝子などのピンセットを使えば、まつ毛に負担をかけることはありません。しかし、愛護的にでも、まぶたをピンセットでつまむことは、麻酔なしでやられたら痛いです。やはり、用手的(道具を使わず)に翻転したほうが、より愛護的なのです。術後の腫れ具合や、眼の異物感の原因になりかねません。
カテゴリ:重瞼術(二重まぶた)
2014.08.12
耳の下、エラと呼ばれる部分が張り出している方は、顔の輪郭が、四角やホームベース型に強調されます。
この、エラの原因は2つあり、一つは下あごの骨(下顎骨)の角が張り出している、骨が原因のものです。この治療には、骨を削るしかありません。エラ削りと呼ばれる手術をいたします。後日詳述します。
もう一つの原因は筋肉が発達して、筋肉が張り出して見えるというものです。この筋肉は咬筋という、咬むために収縮する機能を持つ筋肉です。
ぐっと噛みしめてみてください。耳の下を触ると、固いしこりになって触れる咬筋の収縮がわかります。
骨が張り出しておらず、この咬筋が張り出しているだけのタイプでしたら、このエラ張りは、咬筋ボトックスを施術します。エラボトってやつです。
ちなみに、もし、骨も削らなくてはいけないけど、筋肉も発達しすぎている場合は、エラ削りの手術の時に、咬筋も一緒に一部切除して、ボリュームを減らさせていただきます。
ボトックスは、注射薬で、筋肉の働きを4か月程度麻痺させる作用があります。
注射後、2~3週でエラ張りが少しずつ小さくなっていくのがわかり、2~3か月で効果が完成します。その後、ボトックスの効果が切れますが、元の張り具合に戻るには半年~1年はかかると思います。
ところで、咬む筋肉を麻痺させても大丈夫?と思う方も多いと思います。答えは大丈夫。
咬む筋肉は、咬筋のほかに、側頭筋、内側・外側翼突筋があり、これらが代償します。少しだるさを感じる方もみえますが、すぐに代償されます。
エラボトックスの効果はとっても良く効くと思います。小顔効果もはっきりします。また四角い印象の顔が、楕円から逆三角に近くなり、愛嬌のあるお顔が美人系のお顔立ちになると思います。
これが、若くて肌にもハリのある方には、とっても喜ばれます。
しかし、中年以降の方になってくると、そうでもなくなってきます。
良く効きすぎたのか、みんなから痩せたね~、とか、こけたね~と言われるようになった、という方の割合が若干増えてくるように思います。
確かに、たるみが気になるお年頃になってきますと、特に細い方は、バッカルファットと呼ばれるほっぺのふくらみを保っていた脂肪のかたまりが、下垂していきます。すると、頬骨の境がわかるようになり、ほっぺたがこけた感じになります。
さらにエラボトックスを効かせると、頬から耳の前まで、すっきりしすぎてしまいます。咬筋は頬骨に付着しているのですから、痩せればさらに頬骨との境もはっきりしてしまいます。
こういった経験をされると、施術に少し抵抗があるかもしれませんが、初回と違って、部位と量を考えて2回目の注射をします。
注射部位には注意して、なるべく下の方を中心にと思っています。また、ボトックスの広がりを考えた濃度に調整します。しかし、噛みしめて一番固く盛り上がるところに、結構しっかり量を注入しなければならないので、やはり全体に痩せてしまうのは多少仕方がないのかとも思います。
少し御顔がお痩せの方、でも、エラは髪の毛で隠して輪郭をカムフラージュしている方、こういったこけた印象や痩せすぎた印象が強く出ないように工夫してみますので、いつでもご相談ください。
2014.08.10
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ
2014.08.05
ムダ毛の脱毛は、エステやクリニックで光脱毛、レーザー脱毛という施術を行っています。
脱毛の原理を簡単に言うと、強い光やレーザー光を肌に照射すると、選択的にメラニン色素にその光が吸収され、それが熱エネルギーになって、メラニンを熱破壊します。(光熱溶解論)
毛はシミやホクロと同じようにメラニンの塊ですので、毛に光治療器の光や、レーザーが当たれば熱が発生し、その熱が毛に隣接する毛乳頭や毛隆起にも熱ダメージを与え、毛の発育を停止させるというものです。
一言でいうと、レーザーで毛を焼いて生えないようにするということなのですが、そこで疑問です。
なぜ皮膚表面は焼けないのでしょうか。
皮膚表面が焼けると、やけどです。これは望ましくない、レーザー脱毛の合併症ということになります。
やけどしないように脱毛できるように、次の2点が考えられています。
1)機器による冷却
脱毛レーザーにはいくつか種類がありますが、多くのものが、レーザーを照射するときに何らかの方法で表面を冷却するようにできています。機械の先端が冷たく冷えていて、直接当てて冷やしながら照射するものや、レーザーが放たれる直前に冷却ガスが噴出するものなどです。これにより、毛が焼けた時の熱が皮膚表面に波及しても温度上昇を抑えてやけどを防いでいます。
2)機器の設定
a.波長 レーザー光は波長が決まっております。波長の長さによってメラニンへの光エネルギーの吸収を少なくすることができます。(長めの波長を使用します)すると、皮膚表面でメラニンに吸収されにくく、より深くでメラニンに吸収されることになります。
ちなみに脱毛に使用するレーザーの種類ですが、アレキサンドライト(755nm)ダイオード(810)YAG(1064)です。これ以上短い波長は使用しません。
b.パルス幅 レーザーの光を瞬時に出す際に、光の出ている時間です。ピカって感じですが、実際時間を測るとナノ秒、ミリ秒です。
表皮を焼かずにメラニンとその周囲だけを焼くようにするには表皮、メラニン、毛包の熱の冷めやすさ違いを利用します。
どんな物質でも、冷めやすさは違います。組織にもその違いがあり、熱緩和時間と呼びます。
ロングパルスと呼ばれるパルス幅にすると、冷めにくい毛包は良く焼けますが、冷めやすい表皮は
熱がこもらず焼けにくい状況に持っていくことができます。
実際には3ミリ秒から100ミリ秒ぐらいで設定されていることが多いと思います。
c.熱量 つまりパワーです。パワーをあげると効果は上がりますが、やけどのリスクも増えます。
なかなかリスキーです。
最近は、弱めのパワーを重ねて照射することで目的の熱量を打ち込む、蓄熱式(複数照射式)と呼ばれるレーザーもあります。これにより、日焼けしてメラニンの量が多い状態、もともと色黒でメラニンが多い方でも比較的安全に照射可能ですし、目的の熱量まで照射する仕組みですので産毛や白髪などのメラニンの少ない毛でも効果があります。
このように、レーザーの特性を理解して、その人に合った施術を実践していくように、スタッフ一同努力すべきだと思います。
カテゴリ:脱毛
2014.08.03
二重まぶたを作る埋没法。毎日のアイプチが面倒、友達はみんな広い二重を作っている、まぶたがかぶさって目が小さい、アイメイクが映えるようにしたい、たるみを少しでもなんとかならないか、などなど、動機は様々ですが、皆さん、埋没法って腫れますか?と決まって聞かれます。
その日も、次の日も、ご予定がある、友達には内緒など、社会生活上、あまり眼が腫れていては人から突っ込まれます・・・。
この質問の答えはとしては、「腫れずにはできません。多少なりとも腫れます、極々稀ですが、かなり腫れてしまうこともあります。内出血は少なからず伴うことが多いです。内出血がひどいと、腫れもひどくなります。」
この答えの続きですが、「腫れはや内出血は仕方がないことです。」
そのとおりです。ただ、「腫れや内出血が最小限になるよう努力して行います」と付け加えることにして、有言実行です。
私なりに気を付けていることですが、特殊な方法はしていません。
患者さんは何をされるかわからないと、ちょっと触るだけで、目をぎゅっとしてしまい、力が入ります。そして息をこらえてしまいます。これらの反応は、頭部の血液の還流を妨げますので、内出血がしやすい環境になりますし、むくみも起こしやすいです。リラックスするよう、声をかけています。
Dr.によって、考え方がいろいろあると思いますが、私は片目の麻酔量を計0.1ccで済ませるように意識しています。これで腫れた感じはほとんど出ません。麻酔を効かせたい層に効率よく注入すれば十分足ります。術中の痛みはありません。
まぶたの皮膚の表面にある細血管を刺してしまうと内出血を起こします。麻酔注射時に針を横から刺すよりも、意識して頭側から縦方向に刺した方が、血管の走行とクロスしにくく、損傷しにくいと思います。
このことは多くの教科書に書かれておりますが、まぶたは薄い皮膚の下に眼輪筋という筋肉があります。ここは血流が豊富ですので、この筋肉に麻酔せず、なるべく皮膚の中のみに注入すると内出血が少ないです。
これもDr.によってまちまちですが、私は1mmぐらいは傷をつけ、操作しやすくしています。これ以上大きく切っても腫れてしまいますし、小さすぎて操作しずらいと、また腫れてしまう原因になると思います。しかし、いずれにしそのDr.が慣れた方法で良いのだろうと思います。
出血しているにもかかわらず手術を続けると、気付くと結構真っ青で腫れていたりしますので、すぐに圧迫して少し待ちます。
瞼の裏側にある、結膜と瞼板という組織に糸を通しますが、このときに上瞼板動脈という太い血管とその分枝を損傷してしまわないよう走行を意識して針を運ぶようにしています。
カテゴリ:重瞼術(二重まぶた)
2014.08.01
笑いじわがひどくて、笑うとくしゃくしゃです、という方には目尻のボトックス注射が良いと思います。
ボトックスはボツリヌス菌の産生する毒素を利用して、注射することで筋肉への神経伝達をブロックします。したがって、筋肉が麻痺して、動かなくなるということになります。ただし効果は4か月程度です。
笑いじわのターゲットとなる筋肉は眼輪筋と呼ばれる、目を閉じたり細めたりする筋肉です。この筋肉の目尻付近に注射して、この動きを止めます。表情がなくなるのでは?と心配される方が見えますが、目尻のみであれば、ほとんど違和感はないと思うので、お勧めできる治療です。
しかし、笑いじわを訴えてこられる方の多くが、目尻のみでなく、目尻から広がる下まぶたや頬のしわまで、広範囲のしわを何とかしたいと言われます。
問題は頬に近くなると、笑いじわを作る原因の筋肉が眼輪筋だけではなくなってきます。また、かといってこれら他の筋肉を麻痺させると、表情に変化が出たり、筋が弛緩して表情がたるんで見えてしまう可能性もでてきます。
でも、何とかしたいしわです・・・
マイクロボトックスは筋肉の麻痺作用を狙うのではなく、筋肉には作用しないようにごく表面に細かく少量ずつ注入します。
●表面へ延びる筋繊維に作用させ小じわを緩める
●汗腺・皮脂腺の働きをブロックし肌質を整えたり、ニキビを予防する
●立毛筋を弛緩させ、毛穴を目立たなくする
●真皮コラーゲンの増生を促進して肌のハリをださせる
●注入時の皮膚への針刺しは創傷治癒を引き起こさせ、コラーゲン増生を促進させることになる
このような美肌目的の比較的新しい注入方法です。
マイクロボトックスはメソボトックスやボトックスリフト、シンデレラリフトなどと呼ばれ、注目されています。しかしリフトと呼ばれる施術では顔面下制筋を抑制してリフトアップ効果を狙う意味合いもあります。厳密にはマイクロボトックスとボトックスリフトは分けて考えられる、もしくはマイクロボトックスがボトックスリフトを含むとも考えれると思います。
目尻はボトックスで表情じわを治療し、そこから下の頬、下まぶたはマイクロボトックスで肌のハリ・ツヤ・キメを治療して目立たなくさせる、という作戦をとると、目元のアンチエイジングが実感できると思います。
実際は、下まぶたにマイクロボトックスをしても、眼輪筋に作用してしまうと思います。しかし、目がとじにくいなどの症状が出ない程度に、マイクロボトックスの効果を狙った少量注射で、良い結果が出ると思います。
カテゴリ:ボトックス‐表情しわ 目元
2014.08.01
カテゴリ:シミ
2014.08.01
カテゴリ:重瞼術(二重まぶた)
2014.08.01
「目元(下まぶた)のたるみ」や「目元のしわ」、「クマ」など、30代後半ぐらいから徐々に患者さんが増えていきます。
老けた印象や疲れた印象の目元。これは目元のたるみと、しわが影響しています。来院される患者さんは何をどう治療したらよいか、よくわからない方がほとんどですし、ヒアルロン酸!と言われる方もみえますが、そうとは限りません。このあたりを少し整理してみます。
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カテゴリ:目元
2014.07.30
プロペシア(フィナステリド)の内服が、AGA(男性型脱毛症)治療の主役になっています。実際、診断がつくと、治療の第一選択に挙がることがほとんどです。ただし、自費ですので、月に7000円から10000円程、費用がかかります。カテゴリ:AGA(男性型脱毛症)・女性の薄毛