院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2015.03.12
アイラインはまつ毛とまつ毛の間も含めて、丁寧に色素を入れていきます。外のラインは将来の皮膚のたるみなどのを考慮して、無理に入れないように延長しません。写真は施術直前です。この患者さんのように、まつ毛が程よく外向きになっておりますと、アイラインのアートメイクがとても映えます。
エムラクリームで表面麻酔をします。20分ほどだけでもかなり鎮痛作用が出ます。施術中に痛みはほぼありません。写真は麻酔クリーム(エムラクリーム)を塗布しているところです。
施術には特殊なニードル(使い捨てです)で丁寧に色素を入れていきます。術後の腫れは、わずかでよく泣き腫らした感じが1~2日が標準的な経過です。施術に要する時間は両目で30分程度です。朝のメイク時間が短縮されますし、安定した綺麗なアイラインをご提供致します。3~4週後、タッチアップでもう一度施術して、色素を安定させます。
初回はまつ毛とまつ毛の隙間を埋めるよう、内側のラインにベースラインを着色します。1か月後のタッチアップの際にはやや上方まで、ご希望に合わせたラインにデザインしていきます。
インラインへ綺麗に着色されています。
また、アイラインはまつ毛が程よく外向きの方が映えますので、一重まぶたの方や、奥二重の方は、埋没法などの重瞼術をお受けになられると喜ばれます。埋没法による二重の手術とアイラインのアートメイクは、先にアートメイクを入れていただき、タッチアップが終了してから埋没法を受けていただいた方が良いと思います。理由はアートメイク施術中にまぶたをけん引しながら行いますが、埋没糸にできるだけ負担をかけたくないからです。
これは皮膚の代謝の個人差にもよります。また大きな要因として、特にタッチアップ時に電動ニードルを使用しますと、刺激で涙が多く出る方がお見えになります。涙に洗い流されながらですと、色素の入り具合が悪くなることがあります。通常は1年前後でタッチアップしますが、初めの1か月でかなり薄くなってしまう方も稀ですがお見えです。1か月以内の消失は当院の補償プランをご利用いただきます。
1~3日程度は泣き腫らした後ぐらいに腫れることがございます。翌日に大切なイベントがあるときなどは施術は避けておくべきです。
術後の腫れの引きが悪く、痛みが続いている時は結膜炎の可能性があります。稀ですが、厳重に経過観察いたします。また、術後に抗生物質配合の眼軟膏を塗布しておいていただきます。
術中は麻酔クリームの影響でほぼ痛みはありませんが、術後数時間から1日程度、ひりひりと痛むことがございます。必要な時は痛み止めを処方致します。2∼3日も痛みが続く場合はトラブルが起こっている可能性がありますのでお申し出ください。
カテゴリ:アートメイク