院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2026.05.22
たまには変わったブログネタにしようと思いました。今日診察室であったこと、gensparkに打ち込んで、ブログを書かせました。以下の文章と挿絵は、主として生成AIによるもので、自分でファクトチェックし、数か所、数行、手直ししたものです。以下の内容が、何も考えずに5分以内にできてしまうので、私たちが目にするweb上の情報、SNS動画などは、かなりが精巧に人の手以外で作られているのだろうと実感しますよね・・・。学会発表をAIスライドでする先生も増えましたが、そのまま使ってる人が多く、プレゼンとしては、かなり伝わりにくいです。人が人に伝えようと思って作る文章と画像は、聴衆にうったえかける、人にしかできない様々で巧妙な工夫が巡らされており、素晴らしいと感じるものがありますが、どんなにしっかりとしたプロンプトでも、AIで作ったネタや、サイト、スライドなど、味気無さが分かってしまうような気がします。
ここまでは自分で作文していますので。
「バニーライン」とは、笑ったときや鼻をすぼめたときに、鼻の横から鼻根部にかけて現れる斜めの表情ジワのことです。名前はかわいらしいですが、実際には単なる“皮膚のシワ”ではなく、鼻まわりの筋肉の動きによって生じる表情の変化として現れます。
ちなみに、バニーラインの語源は鼻から目頭に斜めに皺が現れ、左右がバニーガールのウサギの耳にえることから名づけられたそうな・・・。
バニーラインが目立つかどうかは年齢だけで決まるわけではありません。もともと表情が豊かな方や、笑ったときに鼻周囲がくしゃっと動きやすい方では、若い年代でも気になることがあります。逆に、年齢を重ねてもあまり目立たない方もいます。つまりバニーラインは、老化だけではなく表情筋のクセや個性も関係しているのです。
バニーライン治療で大切なのは、出ている線だけを見ることではありません。最近は、シワそのものに機械的に注射するというより、どの筋肉の動きがその線を作っているのかを見極めて調整する考え方が重視されています。鼻根筋、上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋、鼻筋、、、美容目的のボツリヌストキシン注射は、筋肉への神経伝達を弱めて過剰な動きをやわらげる治療で、こうした表情ジワの改善に広く使われています。
そのため診察では、じっとしている顔だけでなく、笑ったとき、鼻をすぼめたときなどの動きを見ながら、どこが強く寄るのかを確認します。同じ「バニーラインが気になる」というご相談でも、原因となる筋肉の出方は人それぞれ違います。だからこそ、一律に打つのではなく、その方の表情に合わせて考えることが大切です。
以前、患者さんにバニーラインの説明をしていたときのことです。
「このあたりは鼻筋、“びきん”の動きも関係していて……バニーはびきんに、注射します!」
とお話ししたところ、患者さんがきょとんとして、
「えっ、バニーのビキニって何ですか?」
バニーラインは、必ずしも“消すべきシワ”ではありません。笑顔のニュアンスとして魅力的に見えることもありますし、気にならなければそのままでも問題ありません。もし治療を考える場合も、目指すのは「完全に動かなくすること」ではなく、表情の自然さを残しながら、気になる寄りジワを和らげることです。
また、ボツリヌストキシン注射は一般的な治療ですが、医療行為である以上、赤み、痛み、内出血、頭痛、一時的な表情の違和感などの可能性はあります。施術後に強くこすらないなど、基本的な注意も大切です。
バニーラインは、鼻の横に出るただのシワではなく、表情筋の動きが表れている場所です。そのため治療を考えるときも、「線に打つ」のではなく、「その線を作っている動きを見極める」視点が重要になります。
そして何より、バニーラインは悪者ではありません。気になるなら整える、気にならないならそのままでもいい。美容医療は、全部を消すためのものではなく、自分の表情を自分らしく心地よくするための選択肢だと思います。
……ただし診察室で「バニーのビキニって何ですか?」と聞かれたら、その日は説明より先に、少し笑ってしまうかもしれません。
カテゴリ:たるみ・しわ ボトックス‐表情しわ 院長ブログ
2026.04.22
今日は日本形成外科学会に出席しました。レーザーのハンズオンセミナーで宮田先生、中田先生の講演を拝聴し、大変参考になったので、早速、その内容をまとめてみました。
当院でも行っているピコウェイを用いたシミ治療について、少し詳しくご説明いたします。ピコレーザーにはいくつかの照射方法があり、それぞれを適切に使い分けることで、より高い治療効果が期待できます。
ピコレーザーの効果をより引き出し、炎症後色素沈着などのリスクを抑えるために、事前のスキンケアが重要です。
具体的には、トラネキサム酸の内服とハイドロキノンの外用を、約1か月程度行うことをおすすめしています。
ピコウェイでは主に3つの波長を使い分けて治療を行います。
シミをピンポイントで狙う照射です。通常は4mmスポットで0.8J程度、厚みのある病変では最大1.1Jまで出力を調整します。
全顔に対しては、4mmスポットで0.9~1.0J、または3mmスポットで1.1J程度で照射します。
さらに、気になるシミには「スタッキング」という方法で追加照射を行います。これは同じ部位に複数回レーザーを重ねることで、ピコレーザー特有の光機械作用を強め、色素をより効率的に破壊する方法です(通常5~10回程度)。
スタッキングの回数は個々の状態に応じて調整しており、経験が重要なポイントになります。
また、照射時は無影灯でしっかりとシミを確認しながら丁寧に行います。
全顔照射では6mmスポットで0.9~1.0J程度で行います。
毛穴や小じわの改善を目的とする場合は、1.4J程度まで出力を上げることもありますが、その分痛みは強くなります。
肝斑に対しては、0.6J程度の低出力で3パス照射を行います。
当院では、1064nmと730nmを組み合わせた「ダブルピコトーニング」を行っています。
まず1064nmから照射を行い、その後に730nmを照射します。これは、先に730nmを当てるとシミの反応が強く出てしまい、状態の評価が難しくなるためです。また、深い層から順に治療するという意味もあります。
1回の施術では全顔で約3000ショット程度照射し、1064nmと730nmをほぼ半分ずつ使用します。
施術中は、濡らして凍らせたキッチンペーパーを使って冷却しながら行うことで、痛みを軽減しています。
施術後も同様に、約10分間しっかり冷却します。赤みは比較的しっかり出るため、必要に応じてストロングタイプのステロイド外用薬をお渡ししています。
治療は1~2か月に1回のペースで行い、まずは3回程度で効果を実感していただくことを目標としています。その後は状態に応じて間隔をあけながら継続していきます。
肝斑に対しては、1064nmのピコトーニングを中心に治療を行います。
730nmでも改善するケースはありますが、逆に悪化することもあるため注意が必要です。特に毛細血管拡張を伴うタイプの肝斑では適応にならないことがあります。
また、従来のQスイッチアレキサンドライトレーザーによるトーニングと比較して、ピコレーザーの方が肝斑に対する反応が良い印象があります。
730nmトーニングは単なる低出力の作用だけでなく、中出力によってメラノサイトや異常ケラチノサイトに対する破壊作用も関与していると考えられます。
ピコレーザーは「どの波長を、どの出力で、どのように当てるか」が非常に重要な治療です。患者さま一人ひとりの状態に合わせて細かく調整することで、安全かつ効果的な治療を目指しています。
ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
2026.01.06
こんにちは! ぎふスキンケアクリニックスタッフYです。
本年も変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。
先日、新しく当院に入職していただいた牧野先生にヒアルロン酸注入をしていただきました^^
私事ですが、歯列矯正をはじめたせいなのか口の横に浅いシワがくっきり入るようになり気になっていました😖
ヒアルロン酸注入は粗大なシワにボリュームを出す治療なので、浅いシワには治療適応外ですが、柔らかいヒアルロン酸製剤を使用し注入していただきました💉
施術直後はボコボコと凹凸がありましたが、2日後にはかなり凹凸感は馴染みました🤍
特に笑った時に入るしわ感が改善されました😊☀️
通常のヒアルロン酸注入とは違い、かなり柔らかいヒアルロン酸製剤を使うため効果の実感期間が短かったり、確実に変化が出せるかは分かりませんが、やってみる価値はある治療です!
私的には大満足な治療でした🐥🐥
気になる方はぜひカウンセリングお待ちしております^^
2025.11.06
まずはじめに、当院は日本医学脱毛学会の会員であり、日々研鑽を積み、知識や技術の一定基準を満たした日本医学脱毛学会認定レーザー脱毛士が2名在籍しています。安全で効果的で正確なレーザー脱毛の実施を常に心がけております。
医療レーザー脱毛は、世の中に広く普及しています。脱毛することで人によってはQOLの向上を実感され、大変喜ばれる施術である一方、合併症などによるトラブルも散見されます。今回は、医療脱毛のトラブルやリスクについて、解説してみようと思います。
この内容は、当院も会員である日本美容医療リスクマネージメント協会主催のセミナーを参考にして、私の私見を述べています。また、医療従事者向けの警鐘を込めた言い回しになっています。
正しい知識と技術で、丁寧に施術すること、予防できうる合併症です。
使用するレーザーは、アレキサンドライト、ダイオード、Nd:YAGですが、色調が濃い場合はよりメラニンに吸収されにくいNd:YAGを選択します。比較的痛みが強いのがデメリットです。日焼けした肌にはアレキサンドライトでは、熱傷の不安が残ります。日焼けして熱傷起こしやすい部位は膝下(下腿)です。また、もともと色素沈着しているのは鼠径部や外陰部です。
私がこれまで他院も含めて対応した熱傷は、外陰部が多いと思います。特にVゾーンは熱傷後色素沈着が残存して長期にわたって患者さんが困ります。教科書的には下腿が多いです。特に下腿は熱傷後色素沈着が1~2年続く可能性もありますし、学術を勉強していると、広範囲に及ぶ写真をよく見かけます。
上記で述べた熱傷後に生じる、遷延する色素の増強です。顔面は数か月程度で改善するのですが、四肢体幹は長期に及びます。原則、自然治癒しますが、UVケアが不十分であったり、触ったり掻いたり擦れたり、物理的刺激で不可逆的になってしまう可能性があります。
早期の改善のために、トラネキサム酸の内服外用、ビタミンCの内服外用、ハイドロキノン外用も治療手段となります。
上記で述べた熱傷後に生じます。熱傷部位が正常皮膚の色より白く抜けます。本来活動していなければならないメラノサイト(メラニン色素を作る皮膚の細胞)が破壊されることにより起こります。治らないかもしれませんし、治療方法もありません。治るにしてもかなりの時間を要します。私は、レーザー脱毛の熱傷ではほぼ見たことがないと思います。しかし、日常診療の一般的な熱傷ではよくある熱傷後の合併症です。小児に多い印象があります。
効果が不十分なこともありますが、十分な効果があっても患者さん側の医療脱毛に対する理解が不十分ですと、不満足を訴えられるでしょう。
ここで、永久脱毛の医学的定義について、解説しておきます。
まず、巷では医療永久脱毛なるイメージで呼ばれているものですが、定義の中にあるように、「減毛」であって、完全にその毛がなくなるという意味はありません。つまり、毛が著明に減少している状態であり、無くなっているとは限らないのです。そして、その状態は永久なのかと思いきや、「長期間」と定義されており、徐々に毛が太くなっていくなどの可能性は残っているということです。
分かりやすく表現すると、永久脱毛できる場合もあれば一時的な脱毛しかできない場合もあるということです。これは部位によって違います。
反応が良い部位(黒い・太い)・・・腋窩・下腿・Vライン・男性のひげ
反応が悪い部位(薄い・細い)・・・上腕・背部・肩・前腕・うなじ・フェイスライン・大腿
つまり、細い毛や産毛は効果出にくいです。短期間の一時的脱毛効果のことも多いです。原理的に、困難ですので、代替手段である針脱毛を検討することになるのですが、広範囲になると現実的ではないですね。そしてさらにこのことは次に述べる硬毛化と関連して、問題となります。
レーザー脱毛部位のvellus hair(産毛)が、terminal hair(硬毛)に誘導される現象です。私たちの経験的にですが、若くて色白の女性に多い印象で、治療開始後3~5回目程度で顕在化してくることが多くみられます。発症率10%程度の印象です。
e,fに関してはエステサロンの施術でも生じます。また、クリニックによっては、出力設定を弱めにマニュアル化して肌状態よりもマニュアル優先で照射する場合が考えられます。
硬毛化のメカニズムはよくわかっていないですが、十分な熱が与えられずに熱破壊が無しえないが、一定の炎症反応は起こるため、血流が促進、何らかのサイトカインの影響を受けるためと推定されています。したがって、レーザー光治療器による差異は認められません。
軟毛部位の脱毛効果は弱く一時的なこともある、あとから永久ではないと感じる人も多いということを前提として、さらに硬毛化するリスクを説明し、納得の上施術します。ここまで話すと、やめとけ感が強くて、患者さん嫌がるのですが、副作用と効果の見込の観点から医学上必要な内容ですから、的確に説明させていただくことにしています。説明しない病院は多いのです。
希望しない部位への誤照射は、起こり得ます。
これはマーキングやテーピング保護で対応していますが、レーザー中は患部を見ることができないので、心配になる患者さんも散見されます。どんな治療もそうですが、施術者を信じるしかないです。
2025.07.18
7月、エンビロンスキンケア開発者であるDr.デス・フェルナンデスの日本講演があり、拝聴いたしました。
当院の看護師2名も参加。会場はインターコンチネンタル東京ベイ。
そしてその対策としてエンビロンの「セリエンスナイトセラム」美容液が有用であるというお話でした。
さて、皮膚と脳は発生学的には同じ外胚葉由来です。また、メラノサイトは皮膚に存在することは有名ですが、神経管にも移動して存在し、それは皮膚と脳が関係している根拠となりえます。
例えば、精神状態によって、皮膚が紅潮したり、鳥肌が立ったり、またストレスを感じると湿疹や肌荒れを経験します。皮膚と脳は神経伝達物質やホルモンにより、常に対話しているかのような関係があるのです。
・UV ・大気汚染 ・喫煙 ・食生活の乱れ ・ホルモンバランスの崩れ ・睡眠不足 ・心理的ストレスや不安
これらは慢性炎症を惹起して炎症性老化「inflammaging」を加速するのです。老化のメカニズムは私も参加している日本抗加齢医学会で頻出ワードです。ホールマークスの老化の原因の中に、あげられており、老化とは慢性炎症であることが、提唱されているのです。
具体的には、ケラチノサイト、マスト細胞、免疫系の細胞は神経系と伝達しあって、ケラチノサイトはストレスホルモンであるコルチゾールを分泌します。またランゲルハンス細胞もストレスによりコルチゾール、その他炎症性サイトカインを分泌します。
これらによりストレスが以下のような現象を起こします
乾癬、酒さが悪化する
substancePや皮脂分泌亢進によりざ瘡が悪化する
皮膚バリア機能が低下して突然の敏感肌となる(レチノール製品を使用している方は濃度を落とさざるを得なくなる)
水分量が低下する
血流低下によりくすみが強くなる
光老化に弱くなる
炎症後色素沈着が長期化する
年代別に感じる現象
20代 若々しい肌
30代 肌の弾力やトーンが低下し、エイジングの初期兆候
40代 炎症性老化の始まりで真皮マトリックスが分解される
50代 目に見えるエイジングとして、しみが増える、肌の回復力低下を感じる
神経科学から開発される化粧品という意味なのか、「ニューロコスメティクス」という言葉が出てきます。
肌ストレスにより炎症性老化が始まり、そこでニューロコスメティクスを使用することで、肌のレジリエンスを高める
ここで求められることは、ビタミンAによる細胞分化の調整、ビタミンCによるコラーゲン・エラスチン増生、ビタミンEによる細胞の安定化・抗酸化など、適切な細胞分化の促進は当然基本です。細胞環境を整えて細胞間マトリックスを強化するのです。
さらにニューロコスメティクスであるセリエンスナイトセラムの成分が必要であるということです。
セリエンスナイトセラムの4つのKey成分
①ニューロフロリン ストレス応答とコルチゾールの影響を調整する
②アルジルリンアンプリファイド 表情筋の過剰収縮を抑制する
③マトリキシルモルフォシクス コラーゲン、フィブロネクチン、ヒアルロン酸を増加させる
④マラカイトエキス 銅を含み抗酸化物質としてフリーラジカルを除去する
①UVケア ・ビタミンAと抗酸化物質の使用 ・セリエンスナイトセラムの使用 ・アンチポリューション製品の使用
②良い睡眠、良い食事、ストレスマネージメント、リラクゼーション
③スローマッサージでC線維を刺激し、オキシトシン分泌を促進してコルチゾール分泌を減少させる
1日2回使用する。1回3プッシュ。数週間続けます。改善したら頻度を低下して2日1回程度継続し、1本使いきったらいったん休止してみる。
ナイトセラムと言いますが、朝も使うということです。(デス先生としてはナイトという言葉を無くしたいようです)
私自身、最近、以前より艶感がよくないと(恩師の形成外科医に)言われていましたが、自覚していました。また、Aブーストセラムインテンスで若干のレチノイド反応が出るようになっていました。まさしく前述の症状です。この使用方法で10日程試しています。艶感が戻ってきていると感じます。もっとくすみもよくなってほしいところ。
講演会はセリエンスをイメージした特注のスイーツ付き。
2024.12.24
ようやく重い腰が上がりました。これには様々理由があるのですが、簡単に申しますと従来のQスイッチレーザーより優れていることもあるが、そうでないこともある。Qスイッチレーザー(当院は2機種)で基本、事足りる。医院経営上、コストパフォーマンスのバランスについての不安などなど。
しかし、シミ治療、刺青除去については、ピコレーザーの方が優れている点が一つでもあるなら、当院の色素性疾患治療の質を高めるために、必要なのだろうと感じておりました。
ピコセカンドレーザーやピコレーザーと呼ばれ同じ意味です。ピコ秒単位の短い時間のみ発せられるレーザー光により、色素を破壊するレーザー治療器です。従来、ナノ秒単位で発光するQスイッチレーザーが主流でしたが、近年、ピコレーザーがシェアを拡大しています。Qスイッチレーザーより副作用(炎症後色素沈着や色素脱失)のリスクが少なく、大きなスポットサイズと10Hzの早い照射スピードが特徴で、症状やご希望により、様々な照射方法を使い分けます。
メカニズムについてですが、従来のQスイッチレーザーが光エネルギーを熱に変化させて色素を破壊させるのに対し、ピコレーザーは光エネルギーが音響エネルギー(衝撃波)に変化させて破壊するという違いがあります。Qスイッチは色素をバラバラにするイメージです、ピコレーザーは粉々にできるというイメージになります。
PicoWayは以下の良性色素性疾患について、厚生労働省薬事承認を取得しています。老人性色素斑、雀卵斑、太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑、刺青など。また、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青は保険収載され保険算定が可能です。
しみ(老人性色素斑、そばかす、ADM、肝斑)
刺青(入れ墨、タトゥ、アートメイク、ケガによる刺青)の除去希望
くすみ 毛穴 小じわ ハリのなさ ニキビ跡などの、美肌目的、肌質改善
ピコスポット
しみなどの病変をピンポイントで照射し、1回~数回の治療で効果を得るものです。PicoWayではYAGの他に、730nmという波長を使うことが出来ます。高いメラニン選択性を生かした治療が可能です。
ピコトーニング
ピコレーザーを低~中出力で繰り返し照射し、徐々にメラニン色素を破壊することでダウンタイムを抑えて色調の改善、肌質の改善を目指す治療です。ピコトーニングには1064nmを使用して、従来のQスイッチレーザートーニングと同様の目的で使用するほか、730nmを使用して、従来のQスイッチレーザーポレーションに近いトーニングも可能です。これら2種類のトーニングを同時に行う、ダブルピコトーニングはお勧めの治療です。
ピコフラクショナル
1064nmピコレーザーをフラクショナル状に照射し、肌質の改善を目的とするものです。ピコだからピークパワーが高いこと。1064nmだから表皮が保たれダウンタイムが少ないこと、フラクショナルだからダウンタイムが少なく回復することが特徴です。従来の炭酸ガスレーザーによるフラクショナル照射と比較すると、皮膚を表皮から損傷する点が大きく違います。
532nmピコレーザーによるフラクショナルもあります。こちらはハリのなさや毛穴の開大などの肌質改善効果もあるのですが、1064nmに比べると、表在性のしみ・くすみに対して効果が強いです。強い痂皮化(かさぶた)になることなく数回の治療で色調の改善が得られるものです。
ピコダブルとは、ピコスポットとピコトーニングを組み合わせた治療。
ピコトリプルとは、さらにピコフラクショナルも組み合わせた治療のこと示しているようです。
2024.11.18
こんにちは!
ぎふスキンケアクリニックです♪
今回新たにCORETOX(コアトックス)という製剤を取り扱い始めましたので、ご紹介させて頂きます!
◎コアトックスとは??
CORETOX(コアトックス)は、Medytox社が開発した抗体産生リスクの低い高純度の最新型ボツリヌストキシン製剤で、2016年に韓国MFDSによって承認され、有効性と安全性が確認されました。

◎特徴
従来のA型ボツリヌストキシン注射は、一度にたくさんの量を注入することや、頻回な注入やにより、薬剤に対する抗体が産生され、耐性を獲得してしまうことがありました。しかし、新しく導入したCORETOX(コアトックス)は、薬剤耐性の原因とも言われる動物性のタンパク質を取り除いてあるため、薬剤に対しての耐性が付きづらいのが特徴です。この特徴は世界で唯一CORETOX(コアトックス)のみです✨
✨こんな方にオススメ✨
☑︎エラや脇など高容量のボトックス投与が必要な部位への施術をご希望の方
☑︎長期間投与による抗体産生が心配な方
☑︎新しい製剤を試してみたい方
◎CORETOX(コアトックス)のご料金
初回 25,300円~
2回目 20,900円~
3回目以降18,700円~のご案内になります☆彡
持続効果や注入時の疼痛は従来から当院で使用している製剤と変化はありません。
今までと同様の薬剤での投与も可能になっておりますので、施術時にどちらかを選択頂けます☆
お気軽にお問い合わせ下さい📞
カテゴリ:スタッフブログ ボトックス‐筋委縮 ボトックス‐表情しわ
2024.10.21
2024年7月14日に韓国ソウルでメディトックス社主催のユーザーズセミナーに参加してまいりました。
訪韓は久しぶりでしたので、勉強というより観光の感覚でしたが、たくさん学びがあったので、トピックスを述べておこうと思います。また私なりの知見も交えます。講師はHyoung-Moon Kim先生とWook Oh先生。
ちなみに同社は主に美容治療用のヒアルロン製剤とボツリヌストキシン製剤の製造販売会社です。ヒアルロン酸注射のシェアは韓国でNo.1で40%以上、一方、日本で最も有名で唯一の承認品であるアラガン社のジュビダームはシェア5%以下と聞いております。メディトックス社のイメージガールがソン・イェジン、同社のラッピングバスまで市内を走っているぐらいの会社です。またボツリヌストキシンの開発改良にも力を入れており、用途に合わせた多様な製剤を製造しています。当院ではニューロノックスを中心に使用しています。また、ボツリヌストキシンによる抗体産生を避けたい患者様向けにコアトックスも使用可能です。(少しだけ高価です)詳しくは後日ご案内します。
ボツリヌストキシンは日本でよくボトックス®と呼ばれています。アラガンの登録商標ですが、通称として巷で用いられています。このページではボトックスの一般名であるA型ボツリヌストキシンという言葉で示すことにします。
日本の教科書にはよく外眼角交連から15mm外側とその上下(角度まで書いてあります)の3か所眼輪筋に注射するとされています。私は従来からさらにその外側2~3か所にも注入しています。これが正しいかよくわからなかったのですが、Kim先生は15mmさらに外側に注射していました。この理由は単純で眼窩部眼輪筋が外側に広く位置しているからです。
目頭もしわのある所に注入しています。眼輪筋を抑制するためと思っていました。考え方としては内眼角側の表情しわは皺眉筋や眉毛下制筋の影響によるものが大きいのでそちらの治療をしましょうということです。眉間を注入すると確かに内眼角の皺は軽減すると思います。ただし、いつも思うのはこの場合バニーラインがはっきりと目立ってきます。上唇鼻翼挙筋や鼻筋にも少し注入しておくのがベターかもしれません。
眉を寄せてというと、眉頭は下に引っ張られることが多いです。これは鼻根筋や眉毛下制筋の影響です。時々逆に眉頭が上がって、額に皺ができるハの字眉になる方がおられます。このタイプは前頭筋にも注入しなくてはなりません。しかし二重ラインが狭くなったりしやすいかもしれませんが、このタイプに鼻根筋や眉毛下制筋にのみ注入すると、さらにハの字がひどくなるでしょう。
男性は皮膚が厚くskinthickness、筋肉の大きさmuscle massも大きい、また、収縮力muscle activityも強い。女性の1.5倍量の注入が良いだろう。
額のaugmentationでは、単一のヒアルロン酸製剤で全体を形成すると、時間が経ち、徐々に中央に移動してくるケースがあります。これの予防としてグラデーションフィラーテクニックを使っているとのことです。ニューラミスは架橋形成の程度違いで4種類ありますので、頭側から眉毛側にかけて硬いものから徐々に柔らかいものに製剤を変化させて注入してくるというものです。
上口唇と下口唇の理想の幅って、あまり知らなかったのですが、上:下が1:2だそうです。韓国で人気なのはチェリーリップ。下口唇中央左右に注入します。上口唇中央に1か所注入すると人中短縮効果があり、赤ちゃんのようなかわいい唇ができます。このとき、固めのヒアルロン酸(当院ではニューラミスボリューム)を使用すると良いです。
上下口唇全体にヒアルロン酸注入します。表面積が大きくなる感じです。上:下が2:1にしたい人に行います。輪郭をはっきりさせる効果があります。
2024.04.22
こんにちは ぎふスキンケアクリニックスタッフのSです。
さて今回は、当院に新しく導入された機器!
Nordlys (ノーリス) についてお話します!
機器紹介でも詳細について書いてありますので、ぜひそちらもお読みくださいませ^^

Nordlys (ノーリス) のここがすごい☝
Nordlysは、IPLとして国内で初めて!老人色素班、雀斑、脂漏性角化症などの表在性皮膚良性色素疾患、毛細血管拡張症や赤ら顔などの血管病変に加えて、長期的な減毛について正式に効能効果が認められた機器なんです。

当院では2種類のアプリケーターを導入し、老人性色素班や雀斑などのしみに効果的な①しみモードと、赤ら顔や毛細血管拡張症などの赤みに効果的な②赤みモードで、患者様に適した集中治療を行います。
さらに、照射方法を変えることで、毛穴の開き、にきび・にきび跡、くすみなどのお悩みにも効果があり、従来のIPL同様、コラーゲンを産生する線維芽細胞の働きを活性化させることによるアンチエイジング効果も、もちろんあります!
施術中の痛みや、ダウンタイム
・施術中は軽い痛み(刺激感)と、ピカっと眩しさを感じます。
・基本的に大きなダウンタイムはなく、人によって軽度の赤みやほてり感が生じることがあります。
・しみなどに反応すると施術後かさぶたを形成したり、一時的に色が濃くなることがあります。1週間程度で自然に脱落し、その後薄くなっていきます。
・洗顔、メイク、入浴は当日から可能です。
治療頻度
・約4週おきに繰り返していただくことで効果が高まります。
・治療効果の判定には一般的に5~10回治療が必要です。
今までのIPL治療で効果の限界を感じてみえた方や、
透明感のある素肌を目指したい方にとてもオススメです ♡
🔈 初めての方はまずはカウンセリングから必要です。カウンセリング同日に施術まで受けていただくことができます。お気軽にお問い合わせくださいませ^^
2022.09.15
男性型脱毛症AGAは2017年に日本毛髪医学会から診療ガイドラインが示されています。
治療の土台となるものは5α‐還元酵素阻害剤であるプロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)の内服療法です。これにより脱毛の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制して進行する脱毛のメカニズムを食い止めます。他のどの治療法よりも強く勧められるものでこれを始めなければ先へ進まないと思ってください。ときどき、ミノキシジルタブレットの内服を希望される方がお見えになりますが、ミノキシジルタブレットより、まず内服すべき薬です。なぜなら、ミノキシジルタブレットは発毛を促進するもですが、脱毛を止めるものではないからです。まず抜けないようにして発毛育毛させないといけません。
プロペシアの作用機序はⅡ型の5α‐還元酵素(体内の各所でDHTを産生するもの)を阻害します。ザガーロはⅠ型とⅡ型の双方の5α‐還元酵素を阻害します。この二つの薬はどちらも勧められるものとして位置づけられていますが、どちらを選べばよいかとよく聞かれますし、診察ではその説明を十分にしています。
どちらを内服しても見た目の効果はあまり変わりないように思えます。実際その根拠となる論文も多数あります。しかし、日本や韓国を中心に前頭部の薄毛が気になる場合、デュタステリドの方が優位に有効であるという論文もあります。これは見た目ではなくて、専門的に毛の太さや本数を計測して出した結論です。ならば、デュタステリドの方が優れた薬と思うかもしれません。ここで、考えるべきことは3点あると思います。
フィナステリドもデュタステリドも当初、副作用率はあまり変わらない、むしろデュタステリドの方が少ないようなことが言われていました。しかし、
①デュタステリドはⅠ型の5α‐還元酵素も阻害するので、これが肝臓の機能などに何か影響することはないのか、ということです。いまのところはっきりしていません。
②アメリカやヨーロッパでは、デュタステリドが承認されていません。なぜか。いろいろな理由があるようです。
③デュタステリドは精子の数が通常より30%弱少なくなるという論文が2007年に出ています。これは考慮すべき、根拠のある副作用となります。
投与のアルゴリズム
①挙児希望ならプロペシア(フィナステリド)
②挙児希望ではなく、前頭部に薄毛が目立つならザガーロ(デュタステリド)、頭頂部を中心に心配な方はプロペシア(フィナステリド)
③プロペシア(フィナステリド)で効果が不十分と感じる場合はザガーロ(デュタステリド)に変更
③ミノキシジルタブレットは強く希望される場合に注意点をご説明し、納得された方に内服いただきます。この場合もいずれかの5α‐還元酵素阻害剤は必須です。
他院で内服薬を処方されている方に聞くと、何を内服しているかよくわからないという方が見えます。一包化された2剤を内服しているが、どの薬かわからない、とか。もしかするとデュタステリド(海外製でどの国のもで認可されたものかよくわからない)とミノキシジルタブレット(海外製でどの国のもで認可されたものかよくわからない)を処方しているのかと想像します。
でも上記のように薬剤を選択する材料はいくつかありますから、私はそれを考慮して個々の患者に合わせた処方が必要と考えています。
当院のAGA診療はさらに詳しく治療について説明します。年齢を問わず、プロペシア内服歴14年の院長にご相談ください。
カテゴリ:AGA(男性型脱毛症)・女性の薄毛 院長ブログ