院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2015.03.30
A 保険診療で行えます。ほくろの大きさや数、検査の種類により料金は変わりますが、1万~1万2千円程度です。治療方法によっては自由診療でしか対応できないこともあるのでまずはカウンセリングにご来院ください。
A 可能です。当院では他院での治療後、再発例や、切除不能例も治療を検討いたします。
A 局所麻酔の注射を行いますので手術中は痛みはなく触っている感覚があります。注射のチクッとした痛みはありますが一瞬で我慢できる程度です。
A できものの種類によります。いかに美しく仕上げるか形成外科の得意とするところです。十分カウンセリングをして予測される傷痕の具合を説明いたします。
A 摘出した細胞が悪性であるか、病理検査で調べます。
A 施術自体は30分程度で診察、検査、会計を含め1時間程度です。当日手術をご希望の方は空きがあれば可能です。予約の際に当日希望とお伝えください。
A 当日よりシャワーは可能です。傷もシャワーできれいに洗い流してください。傷の処置方法、ガーゼ、テープの使用方法などはしっかりと説明いたします。
カテゴリ:Q&A 母斑(あざ・ほくろ) 皮膚良性腫瘍(おでき)
2015.03.30
A 表情ジワに効果があります。目尻のシワ、眉間のシワ、額のシワ、顎の梅干ししわに効きます。
A 注射する時間は5分から10分くらいです。
A 一般的に4か月前後で徐々に元の状態にもどります。
A 4か月はあけていただきます。注入後、効果が乏しい場合は1カ月後に再注入いたします。
A 施術中はチクッと針を刺す痛みがあります。痛みが心配な方は表面麻酔をご用意しておりますのでご安心ください。
A 注入後、痛み・腫れが現れることがありますが、数時間から1日でよくなります。内出血は程度によりますが、3日から2週間前後で残らずに改善していきます。
A 注射後すぐにお化粧してお帰りいただけます。
A 2,3日は入浴、サウナ、激しい運動、アルコールは控えていただきます。
A 十分なカウンセリングをしてご満足いただけるよう、患者様にあったオーダーメイドな注入を心がけております。
詳細はこちらをクリックしてください。「表情皺ボトックス注射の実際」
カテゴリ:Q&A ボトックス‐表情しわ
2015.03.28
3月29日ぎふチャンラジオで10時から春のラジオ祭りがあります。岐阜シティ・タワー43 1階アトリウムと4階ラジオスタジオを中心に7時間25分の生放送です。13時30頃より、院長がステージに上がる予定です。美容医療についてのトークです。ご興味ございます方は、1431をお聞きになるか、岐阜シティ・タワー43のスタジオにいらしてください!よろしくお願い致します。
カテゴリ:院長ブログ
2015.03.23
カテゴリ:ピアス
2015.03.22
穿孔には、ピアスガン、ピアッサー、ニードルなどを使用します。ピアスガン、ピアッサーを使用するときは局部を冷却し、無麻酔で穿孔可能です。痛みは穿孔直後に少しジーンと感じますが、一般的に皆さんが心配するほど痛くありません。ご来院から帰院されるまで、約20分程です。
下の写真のような樹脂製の透明ピアスも選択できます。
ピアスガンを使用して開けているところです。
ピアスガンを使用してまっすぐ綺麗にピアスを開けるにはいくつか注意点があります。
・ピアスホールの完成には期間を要します。その間、ファーストピアスを外すと、再度留置できなかったり、孔がとじてしまうことになります。耳たぶは1か月半程度、軟骨は4か月程度、ボディは6か月程度、ファーストピアスを外さないようにしていただきます。
・ピアス孔が完成した後も、数か月程度は穴が狭くなりやす時期です。毎日ピアスを使用することをお勧めします。また、その間は同部がしこりになって固く触れることがありますが、次第に柔らかくなって気にならなくなります。
・ご自宅でのケアは、シャワーで良く洗浄していただくだけです。消毒をする必要はありません。消毒してもしなくても、膿むか膿まないか、相関しているという根拠はありません。しかし、不潔にしてはいけません。
・ピアスに感染を起こし、痛みと腫れを生じることがあります。抗生剤の内服や、ピアスの除去を余儀なくされることがあります。
・金属アレルギーが発症した場合は、その金属性のピアスの装着は出来なくなります。
・稀ですが、ケロイド体質の方はピアス穿孔部にピアスケロイドが生じることがあります。
2015.03.13
詳しいデザインの仕方、施術の流れについては、後日詳細をアップします。
ひとまず、
上の写真は施術に使用するニードルです。9本の針が斜めに並べられています。技術者はオリジナルでこのニードルを調整し、最も使いやすいようにしています。また、この針は必要以上に深く入らず、色素をちょうど入れたい表皮の深さに入れることができます。
タッチアップには電動のニードルを使うこともございます。
自然な眉毛の流れを再現できます。
カテゴリ:アートメイク
2015.03.12
アイラインはまつ毛とまつ毛の間も含めて、丁寧に色素を入れていきます。外のラインは将来の皮膚のたるみなどのを考慮して、無理に入れないように延長しません。写真は施術直前です。この患者さんのように、まつ毛が程よく外向きになっておりますと、アイラインのアートメイクがとても映えます。
エムラクリームで表面麻酔をします。20分ほどだけでもかなり鎮痛作用が出ます。施術中に痛みはほぼありません。写真は麻酔クリーム(エムラクリーム)を塗布しているところです。
施術には特殊なニードル(使い捨てです)で丁寧に色素を入れていきます。術後の腫れは、わずかでよく泣き腫らした感じが1~2日が標準的な経過です。施術に要する時間は両目で30分程度です。朝のメイク時間が短縮されますし、安定した綺麗なアイラインをご提供致します。3~4週後、タッチアップでもう一度施術して、色素を安定させます。
初回はまつ毛とまつ毛の隙間を埋めるよう、内側のラインにベースラインを着色します。1か月後のタッチアップの際にはやや上方まで、ご希望に合わせたラインにデザインしていきます。
インラインへ綺麗に着色されています。
また、アイラインはまつ毛が程よく外向きの方が映えますので、一重まぶたの方や、奥二重の方は、埋没法などの重瞼術をお受けになられると喜ばれます。埋没法による二重の手術とアイラインのアートメイクは、先にアートメイクを入れていただき、タッチアップが終了してから埋没法を受けていただいた方が良いと思います。理由はアートメイク施術中にまぶたをけん引しながら行いますが、埋没糸にできるだけ負担をかけたくないからです。
これは皮膚の代謝の個人差にもよります。また大きな要因として、特にタッチアップ時に電動ニードルを使用しますと、刺激で涙が多く出る方がお見えになります。涙に洗い流されながらですと、色素の入り具合が悪くなることがあります。通常は1年前後でタッチアップしますが、初めの1か月でかなり薄くなってしまう方も稀ですがお見えです。1か月以内の消失は当院の補償プランをご利用いただきます。
1~3日程度は泣き腫らした後ぐらいに腫れることがございます。翌日に大切なイベントがあるときなどは施術は避けておくべきです。
術後の腫れの引きが悪く、痛みが続いている時は結膜炎の可能性があります。稀ですが、厳重に経過観察いたします。また、術後に抗生物質配合の眼軟膏を塗布しておいていただきます。
術中は麻酔クリームの影響でほぼ痛みはありませんが、術後数時間から1日程度、ひりひりと痛むことがございます。必要な時は痛み止めを処方致します。2∼3日も痛みが続く場合はトラブルが起こっている可能性がありますのでお申し出ください。
カテゴリ:アートメイク
2015.03.12
アテロームは上皮性の皮膚腫瘍と言われます。上皮というのは皮膚や粘膜等を指します。体の表面や、口の中・胃腸の中の表面粘膜などです。アテロームというできものは、皮膚の浅い部分にできた袋状の良性腫瘍です。この袋が上皮でできているので、上皮性の皮膚腫瘍といいます。皮膚は擦ると垢が出るように、上皮も表面から代謝物が排出されます。従ってアテロームの袋の中も垢のような、粥状の内容物が詰まっております。
アテロームは時々この臭い内容物が外に排出されることがあります。患者さんは時々臭いやつがでてくる!と言われます。また、アテロームが感染したというのは、この粥状物に細菌感染し組織に波及したものです。
カテゴリ:皮膚良性腫瘍(おでき)
2015.03.01
皮膚のできもの・しこりには、いくつか種類がありますが、粉瘤(アテローム)と呼ばれるできものはとても多いです。これは、皮膚の浅い部分に袋が形成され、その中に粥状物と呼ばれる内容物がたまり、腫れてしこりに感じるものです。
治療法は摘出手術です。感染して膿んでいなければ、小切開から袋を剥離して摘出することになります。この粉瘤を剥離していくと、多くの場合、まん丸でコロンと摘出可能なのですが、中には双子のように雪だるま状の物、またブドウの房状のものもあります。くりぬき法と言ってくり抜き穴をあけて小さな傷から摘出する方法がありまが、この場合は、くり抜いた時に内容物も押し出してしまうので、ぺちゃんこの袋を取り出すことになり、形はわかりません。形が複雑ですと、内容物を保ったまま丁寧に剥離して、袋を残さずに取ることが、完治の要素になります。
写真は比較的大きめのアテロームでまん丸ではなく、房状に発達したものです。全摘されています。
カテゴリ:皮膚良性腫瘍(おでき)
2015.02.25
シミは「レーザーで一発で消せる!」と思っていらっしゃる方がおられます。確かに美容皮膚科診療に初めて来られた方の多くはそう思っていたり、テレビで芸能人がビフォーアフターに登場し、いとも簡単にシミが消えたという印象を与えている場合もございます。勿論、そのように簡単に除去できるシミの種類や治療方法もあります。
今回はシミの種類と治療法でどの程度良くなる見込みがあるのか、まとめてみます。
その前に光治療(フォトフェイシャルなど)とレーザー治療の違いを理解しないといけませんが、目的や施術は似ておりますが、理論は大きく異なると考えます。このあたりは少し難しいので、別の項で述べたいと思います。
フォトフェイシャルで、反応します。繰り返し定期的に施術をすることで、改善の見込みは高いと思います。完全に根絶しようと思うと、Qスイッチ方式と呼ばれる照射のできるレーザーが、一度の治療で根治の可能性があります。ただ、Qスイッチレーザーを照射しても数回治療しないと取れないものもあります。3か月おきに治療します。(つまり年4回治療ができます)また、照射後はテープ保護など、顔に何らかの保護を施しますので、ダウンタイムがある治療になります。一方フォトフェイシャルでは、効果としてはかなり良くなると思われますが、治療を終了すると再発してくるものもあります。ただ、ダウンタイムはほぼ無しですし、全顔照射ですので、全体にあるシミを少しずつ薄くしていくことができます。1回で効果が出ることはほとんどないので、繰り返し照射に通います。1か月に1回の照射です。つまり1年で12回です。12回照射すると、効果も良く感じられる方が多い印象です。また、美肌効果がつよく、お化粧のノリが大変良くなるので、シミの改善がマイルドでも、美肌効果で継続される方は多いです。
ADMはフォトフェイシャルでは対応不能です。それはメラニンの深さに関係します。ADMは真皮内にメラニンがある(深いということです)ので、通常のフォトフェイシャルの発振では光をそこの深さまで到達させることができません。これができるのはQスイッチレーザーのみです。本気でADMを治療される方はレーザ―治療を受けなければなりません。フォトフェイシャルで良くなったという方もみえますが、それはそもそも診断が違うのか、ADMに混在する老人性色素斑を改善しただけということになります。
肝斑はフォトフェイシャルで良くなるという人もいますし、変わらないという人もいます。いずれにしろ強い照射は肝斑の病態である炎症後色素沈着を悪化させる可能性があるので避けています。
Qスイッチレーザーは通常の照射方法では、かなり強い炎症後色素沈着を生じますので通常禁忌です。そこで最近はレーザートーニングという施術に人気があります。レーザーフェイシャルとは違います。レーザートーニングもまだ賛否ありますし、長期成績はよくわかっていません。やはり肝斑の治療は基本に内服と習慣の改善があることは間違いありません。
フォトフェイシャルでも色調の改善は望めます。また、Qスイッチレーザーでもダウンタイムがあっても構わない場合は治療可能です。しかし、いずれにせよ、再発の可能性が高いです。フォトフェイシャルを継続的に行うのが効果的なのかもしれません。
カテゴリ:シミ