院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2015.08.16
色は褐色調ですが、黄色っぽいものから黒色調のものまでさまざまな濃さのものがあります。大きさは数mmから2~3cmくらいで、平坦なもの(老人性色素斑とも言われます)やわずかに盛り上がるものから突出したしこりになるもの(老人性疣贅やアクロコルドン)まであります。
写真は背中の脂漏性角化症で、茶褐色の小さな点々があります。(写真下方の左右にある濃い黒い点はホクロですから、脂漏性角化症とは全く違います)
良性ですから放っておいても問題はありません。アンチエイジングの観点から考えると、やはり肌老化を感じさせ、老けた印象で、決して若々しくありません。また、多発すると、自分でも見た目が気持ち良いものではないなと、思ってしまいます。
小さく平坦、もしくは若干の盛り上がりのあるものは炭酸ガスレーザーによる除去が良いと思います。病変は皮膚のとても浅いところにあるので、除去しても正常な皮膚が再生するため、痕が残りません。ちなみにホクロはレーザーで除去しても、病変が深いので少なからず痕が残ります。
写真は除去後の同じ部位です。(ホクロは痕が残るので取らなかったケースです)治療直後ですが、若干の赤みがあります。少し擦り剥けた状態ですから、数日軟膏を塗布しておいていただければ綺麗に治ります。
麻酔は無しでも耐えられることが多いです。ご不安な方には麻酔クリームを塗布します。
他の治療法としては、大きいものは手術することもあります。また、液体窒素による凍結療法も行う施設があります。電気メスで焼く施設もあります。手術は別として、凍結療法や電気メス焼灼は脂漏性角化症の病変周囲にも損傷が広がることもあり、その結果、炎症後色素沈着という、治療後の数か月続くシミになったりするリスクが高くなると思います。炭酸ガスレーザーは周囲組織への影響を最大限抑えるように工夫されているので、最も愛護的な除去方法と思います。
下の写真は治療翌日です。治療部位が赤い点状に見えます。数日で治ってしまいますが、顔や首など、見える部位の場合は施術時期を考えた方が良いかと思います。
前述のとおり、大変優れた治療方法ですので、デメリットは少ないです。ぜひとも治療されることを希望します。下の写真は頸部の脂漏性角化症、アクロコルドンと呼ばれるものやスキンタッグ、軟性線維腫といった首のイボです。左は治療前、右は治療後1週間目です。とてもきれいになっていますし、清潔感と若々しさが戻った印象です。
・治療は麻酔をしなかったので、若干の痛みがあること。
・沢山の個数を治療すると時間がかかり、痛みと焦げ臭い匂いで少しつらいこと。
・手間をかけて治療した分、大変エクセレントな結果になること。
上記のような多発例には向きまんが、孤発例の治療では、拡大鏡(ダーモスコープ)をしようして、綺麗に取れているか確認しながら治療しています。
このように拡大鏡を使用すると、除去できているかよくわかるので、極力浅く最小の侵襲で治療することが可能です。また、逆に取り残しの可能性も少なくなります。
カテゴリ:シミ 皮膚良性腫瘍(おでき) 院長ブログ
2015.07.20
先日、当院の扱う基礎化粧品エンビロンの販売元プロティア・ジャパンのフォローアップ研修に参加してまいりました。代表の戸澤氏から、同氏の提唱するアクティブエイジングについての講演を拝聴いたしました。「老化現象は加齢に伴う病気である」という考え方をされています。以下にご紹介いたします。
アンチエイジングという言葉は、直訳すると対加齢ですが、加齢現象を止めることはできません。今、社会の求めるアンチエイジングは正しく、アクティブエイジングではないのでしょうか。アクティブエイジングには3つの要素があります。
魅力的に年を重ねていく。健康的なボディシェイプ、若々しい肌など、老化を予防しながら魅せられる自分になりたいものです。
生産的な活動力、精神力を伴いながら都市を重ねよう。税金を納められる老人を目指そう。など、いろいろ解釈できますが、体力、知力、気力を保っていけるように体と心を鍛えながらそして食を考えながら過ごすことが、大切になります。
上記2つを満たす時が、本当の成功なのだと思います。魅力を失ってもまあいいや、人の世話になってもまあいいや、それでも成功といえますか?そんなことを望む人はいないと思います。
アクティブエイジングのために必要なことをプロティアジャパンは「肌 エンビロンスキンケア」「心体 パワープレート」「食 ドクターズサプリメント」の3つから提供しています。
また、医療と非医療の調和をめざします。たとえばアトピー性皮膚炎のケアをステロイドや免疫抑制剤などの医療介入だけで良くなるのでしょうか?やはり日々のスキンケアで行わなといけないことがあると思います。当院でも、アトピーや重症のニキビ、シミ、しわ、また術後のケアなど、医療的介入とエンビロンスキンケアシステムを相互作用させて、良い結果を出しています。当院はエンビロンスキンケアが大変好評をいただいております。私は使用して2年ほどになりますが、肌老化を感じるよりはむしろ肌は良い状態になってきていると実感しています。
パワープレートについてはまた今後とりあげますが、三次元加速度運動を実現した、フィットネスマシンです。体験してきたので、写真をアップします。
三次元高速振動の上でストレッチ
同様に、振動を受けながら、全身に負荷をかけます。
当院のスタッフが下肢のマッサージを受けています。振動の上にバランスボールで圧迫します。
カテゴリ:アンチエイジング
2015.07.14
医療機関でも教育現場でもよく耳にするアナフィラキシーという病気があります。これはわかりやすい例に例えると、給食でそばを食べたら具合が悪くなって重篤な症状、時には死亡してしまうという、即時型アレルギー症状の最重症型です。アレルゲンに暴露されると、早いと30分以内に死亡することもあります。まずは体に発疹が出て全身がかゆくなるなどの皮膚症状、続いて腹痛や吐き気などの消化器症状、さらに声がかすれたり、ゼーゼーと息苦しくなったり、気が遠くなったりする呼吸循環器症状を経て血圧が下がり心停止へ至ります。
教育現場では、嘱託医や保健師が給食アレルギーや上記のようなアナフィラキシーについて啓蒙教育活動を続けております。給食では思いもかけず、アレルギーが発症する危険性があります。また、医療現場では初めて使うククスリなどで引き起こされる事がよくあります。最も良くあるのは局所麻酔薬、全身麻酔薬、造影剤と思います。ですからこれらの薬剤を使用する場面では、必ず緊急蘇生セットを常備しています。当院でも手術室に備えをしてあります。その他、ハチなどの虫刺されや蛇かまれなど、山岳の現場で起こすこともよくあります。
呼吸循環器症状の出ている重症例では救急車の到着を待つ間にエピネフリンを投与すべきと言われます。写真は当院でスタッフが投与の練習をしているところです。このように、エピネフリンを誰でも自己注射できるようにしたのがこのエピペンです。太ももの外側にペンを押し当てると、22Gという太さ0.7㎜の針が17㎜飛び出してきて薬を筋肉注射するというものです。
もともとアメリカ軍が開発したペン型注射で、エピペンもアメリカで製造されています。よく戦争映画で負傷した兵士が自分でモルヒネを注射してるのを思い出します。
万一院内でアナフィラキシーが発症したら、エピペンを使用しても良いのですが、従来より、ボスミンというエピネフリン製剤が常備されております。エピペンは製造より20か月程度で破棄しなくてはなりませんので、院内で長期管理するにはボスミンが合理的です。しかし、やはり誰でも使用できるように設計されたエピペンはなんとなく置いておきたくなる良い薬剤と思います。
2015.07.07
ホクロを取りたいと思う方はとても多く、当院でも日常的な施術となっております。しかし、いくつか問題点もあり、その一つが再発です。
ホクロの細胞はタイプにもよりますが、比較的皮膚の深いところまで存在します。レーザーなどで焼灼して蒸散させる方法がメジャーですが、この場合、皮膚の少し深くまで焼くので、術前と同じ皮膚は再生せず、傷痕として残ります。切り取る処置をしても痕が残ります。
焼くにしろ切るにしろ、良性のホクロを余裕をもって広く取るわけにはいきません。つまりなるべくぎりぎりの幅で、そしてぎりぎりの深さで取り、欠損を最小限に使用とします。しかし、ホクロ細胞はミクロのレベルで周囲に残存してしまう可能性があります。すると、約1~2か月後に再発するというわけです。
再発と言っても、元の大きさや盛り上がりがそのまま復活するわけではありません。概ね消えたのだが、縁っこに少し黒い点が出てきた・・・とか、黒くはなくなったが、うっすら全体に灰色っぽくなったとかあり得ます。これは切り取っても焼いても起こり得ます。焼灼で起こりやすいですが、切り取りでもぎりぎりだとあり得ます。
ダーモスコープで病変を10倍に拡大して、色素の取り残しを確認しながら行っています。最初は3.5倍拡大の手術用ルーペで取り残しを確認したり、切除範囲をマーキングしたりしていました。しかし10倍だと本当によくわかります。ほくろ切除範囲を見る
切除したにもかかわらず、辺縁や下床から再発した症例です。
切除瘢痕組織の内部に色素斑が散在して再発しました。これをダーマスコープで確認すると、
細かく色のあるところとないところ、瘢痕のわずかな盛り上がりやその縁に沿って再発していたり、状況がよくわかります。ダーモスコープを当てながら処置は出来ませんが、手術用ルーペを使用して、炭酸ガスレーザーで焼灼しました。
ダーモスコープで取り残しなく焼灼できているのが確認できます。
拡大して見て治療すると、肉眼で見えてなかった部分が見えるわけですからより丁寧に無駄なく治療ができます。治療のクオリティは上がると考えられます。
カテゴリ:母斑(あざ・ほくろ) 院長ブログ
2015.07.03
本稿はたるみを引き上げる治療についてです。ヒアルロン酸注入やボトックス注射、脂肪注入などをコンビネーションで行うことも効果的です。今回は主に、糸で引き上げるリフトアップ手術の中でも切らないものを2つご紹介します。
顔のたるみといっても、各部位によって、治療法が存在します。
・おでこや眉毛→前額リフト
・上まぶた→ブローリフト、上眼瞼リフト、上眼瞼除皺術、眼瞼下垂手術
・目元→下眼瞼形成術、下眼瞼脱脂術、こめかみリフト
・頬→ミッドフェイスリフト、フェイスリフト
・鼻下→上口唇短縮術
・フェイスラインや首→フェイスリフト、ネックリフト
上記は切る手術です。当院が力を入れている機器を使用したリフトアップはどの部位でも対応できます。
手術はとても効果的ですが、術後の腫れや痛みなどのダウンタイムが問題となりますし、傷痕も残ります。機器を使用する方法ではそういった問題はありませんが、よく言うと自然なリフトアップ、悪く言うと効果が物足りないということになります。さて、この両者の中間的な治療法として、糸によるリフトアップが挙げられます。なかでも、コグと呼ばれるトゲのついた糸を皮膚の中に埋め込み、裏側からたるんだ皮膚を引き上げたり引き締めたりします。適応部位はまぶた、鼻下以外にあると考えておいてください。
特にフェイスラインを引き上げるのに効果的なのがミントリフトです。針だけで糸を皮膚のなかに埋め込み、側頭部(髪の毛の中)の深側頭筋膜に引っかかるように糸を通し、皮膚と皮下組織を引き上げた状態で保ちます。局所麻酔で可能です。
・切らずに確実に効果的にフェイスラインをシャープにできます。
・糸は吸収糸ですから長期的に異物を体内に残しません。
・短期的に異物反応による皮膚・皮下の再構築(コラーゲン増生など)され、肌のハリをupさせます。また、今後進行するたるみを予防します。
・頬には針穴ができます。数日でわからなくなります。
・術後1週間程度は皮膚に凹凸ができることがありますが、次第になじみます。
・引き上げた皮膚を支えている側頭部に術後1週間程度痛みがあります。
・効果は永久でなく、単独では1年から数年で物足りなくなります。
・持ち上がった皮膚は目尻の高さで溜まり頬の横が高く感じます。次第になじんでしまいますが、皮膚のたるみが多い方はしばらくの間バランスが悪く感じます。
フェースラインのみでなく、頬(中顔面や法令線)を引き上げたいという希望も多いです。ミントリフトでは主にフェースラインの改善で、頬部は効果的ではありません。そこで、スプリングアプトスやシルエットリフトという、同様に引っ掛かりのついた糸で引き上げるリフト法がありますが、この施術は側頭部を1センチほど小切開しなければなりません。そこで、最近切らずに効果的なリフト力のある糸として、コグリフトが注目されております。コグリフトは引っかかりが双方向についており、どこか一か所で支えるというよりも、糸を挿入した範囲の皮膚と皮膚で引き合いながら持ち上げるイメージです。こめかみから挿入して、法令線近くまで挿入します。片側5本程度入れると効果的と思います。
約10㎝のカニューラとなっています。内部にコグと呼ばれる引っ掛かりがついてた糸が仕込まれており、これを皮膚の中に差し込んで抜くと皮膚の下に糸だけが残存、留置されることになります。
肉眼でも糸にコグがついているのがわかります。こんな小さい引っ掛かりでも組織を引っ張ることができます。
ダーモスコープで拡大するとコグの形状がよくわかります。コグの向きは双方向となっており、組織と組織を引き寄せあってリフトアップさせます。
・切らずに、自然な頬のリフトアップが可能です。痛みもほとんどありません。
・糸は吸収糸ですから長期的に異物を体内に残しません。
・短期的に異物反応による皮膚・皮下の再構築(コラーゲン増生など)され、肌のハリをupさせます。また、今後進行するたるみを予防します。
・どこかにひっかけて引っ張り上げる施術ではないので、過度な効果は期待しません。自然な持ち上がりであるとご理解ください。
上記の糸を両方同時に挿入することもよく行っています。それでも内出血が少なければダウンタイムは短く、直後に買い物などに行ってもわからないぐらいです。痛みが心配だが、少しでもたるみを軽減したい方はコグリフトをたくさん挿入するのが良いと思います。
カテゴリ:スレッドリフト・フェイスリフト たるみ・しわ 院長ブログ
2015.07.02
瞼の手術でも、後天性眼瞼下垂のように加齢による疾患は通常両側発症するものが多いです。両側眼瞼下垂は両側同時、もしくは少しだけ時期をずらして行うこともありますが、左右のバランスを整えるように手術します。術後手術結果で患者さんが不安に思うことは左右差が一番大きいと言われます。
生まれつきの先天性下垂や、ハードコンタクトレンズを長期に装着している方に起こりやすい腱膜性眼瞼下垂では、片側だけ下垂することが時々見られます。その他、けがによってできる外傷性、また脳内の疾患に伴うものでも起こることがありますので見極めが大切です。
片方のみ手術するときは、もう片方(健側)に合わせるということが、満足度に大きくつながります。
1.自然な眼の空き具合、努力開瞼時、など、まずは黒目の見え方がそろうこと。
2.二重の幅がそろうこと
3.眉毛の高さがそろうこと
これらがなるべく左右そろうようにコントロールします。
上記1に関して、これは腱膜の前転(矯正の具合)を調整したり、固定する位置を黒目に対して何処に留めるかなどを術中にも確認しながら行います。しかし、手術がひとたび始まれば、
・腫れ始めたり、内出血で開瞼抵抗が増える。
・眼輪筋(目を閉じる筋肉)が局所麻酔の影響で弱まり、開瞼抵抗が減る。
・挙筋(目を開ける筋肉)が局所麻酔の影響で弱まり、開瞼抵抗が増える。
上記により、予測が難しくなることもあります。局所麻酔の注入部位や量、愛護的な手術操作かつ、経験で判断せざるを得ません。
上記2に関しては、
・矯正した開瞼力がどれほどか(強く開ければ二重は狭くなる、弱めであれば二重は広くなる)
・二重を形成する高さ(まつ毛から何ミリで切開して二重ラインを形成するか)
・皮膚の切除量(切開した高さから何ミリの幅でたるんでいる皮膚を取るか、もしくは全くとらないか)
・開瞼が楽になると、上記3も関わりますが、おでこで眉毛を挙げて開瞼を助ける(前頭筋開瞼)が弱まり、高く上がっていた眉毛の位置がさがってきます。
これらのバランスで二重ラインの幅がきまります。
経験的にうまく調整するしかありません。
いつもこのパターンが悩ましいです。両側手術を勧めますが、左右差のある眼瞼下垂では、軽度の側は手術の必要がないと思い込んでいらっしゃる方がお見えです。この時、手術側を下垂のない状態にするか、それとも非手術側に合わせて軽度下垂状態でとどめておくか。せっかく手術するのに、下垂の状態で終わらせるのは術者として違和感があります。こういったときは、患者さんによく説明し、
1.非手術側に合わせて少し下垂が残りますが、将来的に再手術の可能性が残されてしまうとお話する。(しっかり矯正しても再発のこともありますし)
2.下垂は生じないようにしっかり矯正しておきますが、非手術側が軽度下垂なので、左右差が出ます。気になるようでしたら、非手術側も将来的に手術を考えましょう。
まぶたの手術は可動部位であり、コスメティックな部位であり、私は他の部位とは違う独特の緊張感があると思っています。
2015.05.26
当院では日本美容外科学会JSAPSの分科会であるMSCSメディカルスキンケアスペシャリスト講習会に毎回参加するようにしております。5月24日に東京都市センターホテルで開催されました。委員長先生がいつも大変興味深いお話をされるのでそれを日々の診療に生かせるように、記憶するようにしています。その中で、「美意識を高く持つには」というお話がありました。美意識を持つということは美容医療には大変重要なことと思っております。当院の患者様にも美意識を高く持っていただくようにカウンセリングの中で日常生活指導もしっかりさせていただいているつもりです。今回の内容を少しご紹介いたします。
ストレスをためることは体内の恒常性を乱します。ステロイドホルモンが過剰に産生され、免疫力低下を引き起こしたり、酸化ストレスといって活性酸素をはじめとするフリーラジカルが効率的に除去できず、エイジングを早めるように細胞を傷つけていきます。悩まないように生きることは簡単ではありませんが、こだわらなくてもいいことや、軽く、明るく、前向きに考えれば良かったという事がらは意外に多いものかと思います。なるようになるさ。大人は大耳。
自分の顔は自分で見るよりも人が見ている時間が圧倒的に長いことにお気づきでしょうか。自分の顔は人のためにあるのだと自覚していただきたいです。また鏡をみてウィークポイントの自覚を持ち、そのためにどうすべきか、常に考え、アンテナを張っておきたいものです。そうでなければ行動に出られません。逆に自分の良い点に自信を持つためにも鏡を確認したいものです。
自信を持つことは顔立ち、立ち居振る舞いを変えます。良い出会いが生まれます。人生が豊かになります。ずっと美しくいたい、充実した人生を送りたいと思うようになり、行動に変わります。
③ともつながると思います。美意識が高い人と話すには自分の美意識も高く持っておかなければいけません。そのために行動することができます。
紙に書く、SNSに書き込むでも良いと思いますが、自己の反省と、発散を兼ねて自分を出してしまうことはストレスを溜めないようになり、次にすべきことが分かるようになります。
できそうで全然できていないことばかりと反省しています。
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ 院長ブログ
2015.05.25
見た目にわかる「できもの」には、幾つもの種類があります。とても多く見られるのは皮膚内にできる粉瘤です。小さいものはよく「脂肪の塊」と言われれますが、粉瘤の中身は粥状物ですから、脂肪の塊ではありません。
脂肪腫というできものがあります。これは皮膚の下や、筋肉の中にできる良性の腫瘍です。正常な脂肪細胞が、大きくなっておできになります。本当の脂肪の塊です。全身どこにでも出来うるものです。
ガングリオンや滑液包炎は関節部にできるもで、別項で紹介する予定に致します。
さて、脂肪腫ですが、CTや超音波検査などで診断がつきますが、触診でも十分わかります。以下に粉瘤と脂肪腫の違いをまとめました。
粉瘤は皮膚の浅いところにできやすいので、皮膚を透かして青っぽく見えたりしますが、脂肪腫は表皮や真皮には異常がないのでただ皮膚が盛り上がっているだけです。
粉瘤は弾力が強く、固いことが多いのですが、脂肪腫は弾力はありますが、柔らかいです。
粉瘤はつまみ上げると皮膚とくっついた感じで持ち上がります。皮膚の下とはくっついていない感じです。脂肪腫は皮膚とくっついた感じではなく、その下にある感じがわかります。同様に皮膚の下とはくっつている感じはしません。
粉瘤は良く細菌による感染を起こします。脂肪腫は感染は少ないです。いづれも増大してくることはよくあります。
摘出が唯一の治療です。粉瘤はporeと呼ばれる皮膚を含めて切除摘出しますが、脂肪腫は皮膚は切開のみで摘出します。粉瘤にはくり抜き法といって、皮膚パンチで小さな穴をあけて袋を取り出す方法がありますが、脂肪腫にも小さな穴から脂肪吸引を行って脂肪腫を縮小させて取り出す方法があります。
脂肪腫が多発する場合があります。小さいものが腕などに多発して、時に痛みを感じることもあります。これらは血管脂肪腫と呼ばれています。
写真は血管脂肪腫ですが、このように黄色い脂肪の腫瘍を取り出すことができます。
こちらは粉瘤(アテローム)を取り出しているところです。同じ「脂肪の塊」と思っていた方もおられると思いますが、全く違うものです。
カテゴリ:皮膚良性腫瘍(おでき) 院長ブログ
2015.05.17
プチ整形の代表格で、糸で止める二重まぶた形成手術です。この埋没法には2点留や4点留など、皮膚を何か所切るかによって、名前がついています。1点留や3点留、5点留などを行うというクリニックもございますが、当院では特別希望がなければ2点か4点です。カウンセリングによって、どちらが適応か、しっかりとカウンセリング致します。
今回は2点留の手術の実際を見てみます。
赤い点は糸を埋没させる予定の部分です。ここに30ゲージという大変細い注射針を使用して、局所麻酔を行います。当院では一か所0.02㏄程度を皮内に打ち込みます。大変少ない麻酔量ですからほとんど腫れません。また、針が細いのでわずかで済みます。針が細いことは、注射による内出血のリスクを減らしますから、腫れる可能性を下げることができます。
先の尖がったメスを当てて、わずかに皮膚を切って糸を埋没させるスペースを作っていきます。これ以降、眼の中に何やら金属の板(角膜保護盤)を入れておりますが、点眼麻酔をしてありますから痛くありません。この板を入れて操作することで、誤って黒目に傷をつけてしまうことを防ぎます。またまな板のように使用するので、最初の切開がしやすくなります。クリニックによってはこの板を入れずに手術するクリニックがあります。この板を入れることで患者さんが苦痛だからとの理由だそうですが、黒目に傷がついたら大変なことです。安全第一です。
細い鋏の先を差し込み、傷の中にわずかにスペースを作ります。糸の結び目をこのスペースに埋め込んでおくためです。このスペースが不十分ですと、結び目が露出しやすかったり、透けて見えたりしやすくなる可能性があります。
上瞼板動脈を損傷しないように必要最低限の麻酔量で結膜下、瞼板内に注射します。 ここで稀に結膜下に内出血を起こしてしまうとみるみる腫れてきます。もしそうなった時には瞬時に圧迫止血をし、一時手術を中断してでも、止血を優先したほうが腫れません。
写真は結膜に刺す時と、皮膚から出す時の瞬間です。皮膚側に出す時に切り口の真皮にひっかけてしまうと、結び目がうまく埋入しにくくなるので、慎重に行っています。
写真はすぐほどけるように仮結びをしています。当院では仮結びをした状態で一度座っていただき、できた二重のラインを鏡で確認していただきます。この時点ですでに少しは腫れ始めていますので、希望のラインより少し広く感じる方がほとんどです。左右差が強すぎたり、まぶたの開け具合そのものが弱くなっていたりするケースもあります。そういった場合はこの確認作業の後、適切な修正を行うことも稀ですがあります。
埋没法に関しては「腫れますか?」と「痛いですか?」という質問がとても多いですが、思い切って受けられますと、こんなもんかで終わることが多いです。しかし、患者さんごとに経過の個人差がありますし、医療行為ですので、完璧に安全ということは言いきれません。
カテゴリ:重瞼術(二重まぶた) 院長ブログ
2015.04.27
さて、以下から本題です。
リップのアートメイクも眉毛やアイラインなどと同様に、普段のメイク時間を短縮でき、希望される方も多いです。
リップラインのみと、全体(フルリップ)と、状態に合わせてメニューを選択していただきます。
リップラインにエムラクリームという表面麻酔剤を塗布してあります。この状態で20分程度すると痛みを感じにくくなります。
もともとふっくらした唇の方ですが、上唇の外側の山の盛り上がりに左右差があり、修正を希望しました。また、人中中央部の窪みにメリハリが無いので、はっきりしたV字にしたい。口角を上げて見せたい、など、目的がたくさんあってフルリップの施術を行いました。
立体的でセクシーな唇になりました。
施術の様子です。まずはリップラインを入れていきます。
リップラインに使用するニードルです。
全体には束になったニードルで施術します。次に動画を供覧します。
こちらはリップラインをデザインに沿って丁寧に着色しているところです。
全体に着色しているところです。表面麻酔が効いており痛みはほぼありません。
術直後の腫れ
同日は少し腫れて軽くタラコになりますが、翌日には引いていきます。
・施術後は唇の粘膜に微細な傷がついた状態ですので、感染に弱いです。生野菜や生魚は2~3日摂取を控えてください。また、熱いものがしみて痛いと思いますので、十分冷まして摂取してください。液体はストローを使用したほうが良いと思います。
カテゴリ:アートメイク