スタッフブログ
Staff Blog
2026.08.25
こんにちは。ぎふスキンケアクリニックスタッフYです。
この度、ニキビ治療に効果が期待されるイソトレチノイン療法を当院でも始めることになりました!
イソトレチノインには注意すべき点もありますが、医師の管理下で正しく使用すれば有効な治療薬と言われています。
そのイソトレチノイン療法についてご紹介いたします。
▼イソトレチノイン療法とは?
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の内服薬です。
皮脂腺の働きを抑えて皮脂分泌を大幅に減少させるとともに、毛穴の詰まり(角化異常)や炎症を改善し、肌のターンオーバーを正常化します。
重症・難治性のニキビに対して高い効果が期待され、治療終了後も再発を抑える効果が見込まれます。
本剤はアメリカのFDA(食品医薬品局)において1982年に承認されて以来、40年以上にわたり世界中で重症ニキビ治療に使用されている実績があります。
ただし、すべてのニキビに有効とは限らず、状態によっては他の治療が適している場合があります。
▼治療前にご理解いただきたいこと
①催奇形性(最重要)
胎児に重大な先天異常を生じさせる危険性があります。
妊娠中・授乳中の方は服用できません(禁忌)。
妊娠可能な女性は、事前に妊娠していないことを確認のうえ治療を開始します。
女性は服用前1か月、服用中および服用終了後3か月間、必ず避妊してください。
男性の場合は、服用中および服用終了後1か月間、必ず避妊してください。
②献血の禁止
服用中および服用終了後1か月間は献血ができません。
③定期的な血液検査
肝機能異常や脂質異常などの副作用を確認するため、治療開始前および治療中(開始1か月後、3か月後等)に必要に応じて血液検査を行います。
結果により、減量・休薬・中止を判断する場合があります。(血液検査代が別途必要です)
④骨端線の閉鎖
※当院では、18歳未満の方には処方できません
⑤乾燥症状
唇、皮膚、鼻粘膜、目などに乾燥が生じ、口唇炎や鼻出血などの症状がみられることがあります。
症状に応じて、保湿剤やリップクリームなどを使用し、十分な保湿を心がけてください。
特にお肌のお手入れにおいては、低刺激の洗顔料や保湿剤(セラミドやワセリン等)を使用し、日焼け止めによる紫外線対策を行うなど、負担をかけないよう優しくケアしてください。
なお、目の乾燥によりコンタクトレンズの装着が難しくなる場合もあります。
⑥初期悪化
治療開始後1~4週間程度、一時的にニキビが悪化することがあります。
⑦費用について
副作用が生じた際の治療費は、別途自己負担となります。
※異常を感じた場合は自己判断で中断・継続せず、速やかに医師へご相談ください。
▼主な副作用
【重大・注意すべき副作用】
催奇形性、肝機能障害、脂質異常症、精神症状(抑うつ、気分の変化等)、視力・視覚異常、頭蓋内圧亢進(強い頭痛等)、重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー等)
【比較的よく見られる副作用】
口唇炎、皮膚乾燥、眼乾燥、鼻粘膜乾燥・鼻出血
【その他の副作用】
頭痛、光線過敏、皮膚脆弱化、炎症性腸疾患、関節痛、筋肉痛、膵炎、ふけ、抜け毛など
▼内服方法
通常、1日1回食後に服用します。治療期間は一般的に4~6か月程度ですが個人差があります。
必ず医師の指示に従い、用法・用量を守って服用してください
▼費用
イソトレチノイン(アクネトレント)

10mg 30錠 12,100円(税込)
20mg 30錠 16,500円(税込)
ニキビ治療は、ニキビ痕(クレーター)になる前の予防がとても大切と言われています。
当院ではイソトレチノイン療法だけはなく、保険診察での外用内服・ピーリングやレーザーなど自費診察での治療など、幅広く行っております。
みなさまのお肌状態に合わせて適切な治療をご提案させていただきますので、ニキビ治療にご興味がある方は、ぜひカウンセリングのご予約をお待ちしております!