院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2015.05.26
当院では日本美容外科学会JSAPSの分科会であるMSCSメディカルスキンケアスペシャリスト講習会に毎回参加するようにしております。5月24日に東京都市センターホテルで開催されました。委員長先生がいつも大変興味深いお話をされるのでそれを日々の診療に生かせるように、記憶するようにしています。その中で、「美意識を高く持つには」というお話がありました。美意識を持つということは美容医療には大変重要なことと思っております。当院の患者様にも美意識を高く持っていただくようにカウンセリングの中で日常生活指導もしっかりさせていただいているつもりです。今回の内容を少しご紹介いたします。
ストレスをためることは体内の恒常性を乱します。ステロイドホルモンが過剰に産生され、免疫力低下を引き起こしたり、酸化ストレスといって活性酸素をはじめとするフリーラジカルが効率的に除去できず、エイジングを早めるように細胞を傷つけていきます。悩まないように生きることは簡単ではありませんが、こだわらなくてもいいことや、軽く、明るく、前向きに考えれば良かったという事がらは意外に多いものかと思います。なるようになるさ。大人は大耳。
自分の顔は自分で見るよりも人が見ている時間が圧倒的に長いことにお気づきでしょうか。自分の顔は人のためにあるのだと自覚していただきたいです。また鏡をみてウィークポイントの自覚を持ち、そのためにどうすべきか、常に考え、アンテナを張っておきたいものです。そうでなければ行動に出られません。逆に自分の良い点に自信を持つためにも鏡を確認したいものです。
自信を持つことは顔立ち、立ち居振る舞いを変えます。良い出会いが生まれます。人生が豊かになります。ずっと美しくいたい、充実した人生を送りたいと思うようになり、行動に変わります。
③ともつながると思います。美意識が高い人と話すには自分の美意識も高く持っておかなければいけません。そのために行動することができます。
紙に書く、SNSに書き込むでも良いと思いますが、自己の反省と、発散を兼ねて自分を出してしまうことはストレスを溜めないようになり、次にすべきことが分かるようになります。
できそうで全然できていないことばかりと反省しています。
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ 院長ブログ
2015.05.17
プチ整形の代表格で、糸で止める二重まぶた形成手術です。この埋没法には2点留や4点留など、皮膚を何か所切るかによって、名前がついています。1点留や3点留、5点留などを行うというクリニックもございますが、当院では特別希望がなければ2点か4点です。カウンセリングによって、どちらが適応か、しっかりとカウンセリング致します。
今回は2点留の手術の実際を見てみます。
赤い点は糸を埋没させる予定の部分です。ここに30ゲージという大変細い注射針を使用して、局所麻酔を行います。当院では一か所0.02㏄程度を皮内に打ち込みます。大変少ない麻酔量ですからほとんど腫れません。また、針が細いのでわずかで済みます。針が細いことは、注射による内出血のリスクを減らしますから、腫れる可能性を下げることができます。
先の尖がったメスを当てて、わずかに皮膚を切って糸を埋没させるスペースを作っていきます。これ以降、眼の中に何やら金属の板(角膜保護盤)を入れておりますが、点眼麻酔をしてありますから痛くありません。この板を入れて操作することで、誤って黒目に傷をつけてしまうことを防ぎます。またまな板のように使用するので、最初の切開がしやすくなります。クリニックによってはこの板を入れずに手術するクリニックがあります。この板を入れることで患者さんが苦痛だからとの理由だそうですが、黒目に傷がついたら大変なことです。安全第一です。
細い鋏の先を差し込み、傷の中にわずかにスペースを作ります。糸の結び目をこのスペースに埋め込んでおくためです。このスペースが不十分ですと、結び目が露出しやすかったり、透けて見えたりしやすくなる可能性があります。
上瞼板動脈を損傷しないように必要最低限の麻酔量で結膜下、瞼板内に注射します。 ここで稀に結膜下に内出血を起こしてしまうとみるみる腫れてきます。もしそうなった時には瞬時に圧迫止血をし、一時手術を中断してでも、止血を優先したほうが腫れません。
写真は結膜に刺す時と、皮膚から出す時の瞬間です。皮膚側に出す時に切り口の真皮にひっかけてしまうと、結び目がうまく埋入しにくくなるので、慎重に行っています。
写真はすぐほどけるように仮結びをしています。当院では仮結びをした状態で一度座っていただき、できた二重のラインを鏡で確認していただきます。この時点ですでに少しは腫れ始めていますので、希望のラインより少し広く感じる方がほとんどです。左右差が強すぎたり、まぶたの開け具合そのものが弱くなっていたりするケースもあります。そういった場合はこの確認作業の後、適切な修正を行うことも稀ですがあります。
埋没法に関しては「腫れますか?」と「痛いですか?」という質問がとても多いですが、思い切って受けられますと、こんなもんかで終わることが多いです。しかし、患者さんごとに経過の個人差がありますし、医療行為ですので、完璧に安全ということは言いきれません。
カテゴリ:重瞼術(二重まぶた) 院長ブログ
2015.04.27
さて、以下から本題です。
リップのアートメイクも眉毛やアイラインなどと同様に、普段のメイク時間を短縮でき、希望される方も多いです。
リップラインのみと、全体(フルリップ)と、状態に合わせてメニューを選択していただきます。
リップラインにエムラクリームという表面麻酔剤を塗布してあります。この状態で20分程度すると痛みを感じにくくなります。
もともとふっくらした唇の方ですが、上唇の外側の山の盛り上がりに左右差があり、修正を希望しました。また、人中中央部の窪みにメリハリが無いので、はっきりしたV字にしたい。口角を上げて見せたい、など、目的がたくさんあってフルリップの施術を行いました。
立体的でセクシーな唇になりました。
施術の様子です。まずはリップラインを入れていきます。
リップラインに使用するニードルです。
全体には束になったニードルで施術します。次に動画を供覧します。
こちらはリップラインをデザインに沿って丁寧に着色しているところです。
全体に着色しているところです。表面麻酔が効いており痛みはほぼありません。
術直後の腫れ
同日は少し腫れて軽くタラコになりますが、翌日には引いていきます。
・施術後は唇の粘膜に微細な傷がついた状態ですので、感染に弱いです。生野菜や生魚は2~3日摂取を控えてください。また、熱いものがしみて痛いと思いますので、十分冷まして摂取してください。液体はストローを使用したほうが良いと思います。
カテゴリ:アートメイク
2015.04.06
カテゴリ:アートメイク
2015.04.05
A 4回から6回程度必要です。
A 2か月に1回の施術で1年です。
A 両脇で2分~3分程度、両ひざ下でも20分程度です。
A 冷却ガスを使用し、皮膚を保護するので心配ありません。
A クリニックでしか扱えないレーザー脱毛機で施術をします。脱毛には火傷などのリスクがありますが、万が一のトラブルに対してのフォローもしっかりさせて頂きます。
A 前日にシェービングをお願いします。施術する1か月前から毛を抜かないようにして頂きます。
A 気になる場合は毛を抜かずに剃るのみでお願いします。
2015.04.05
A 目の下のくぼみやクマ、ほうれい線、マリオネット線、ゴルゴ線などです。
A 半年から1年かけて自然に体内に吸収されます。
A 内出血を起こす可能性があります。内出血は1週間~2週間前後で無くなります。コンシーラーやファンデーションでカバーできます。腫れと痛みは数日で治まります。
A注射する時間は5~10分程度です。
A痛みは通常の注射程度の感覚と、注入中に多少の違和感がある程度です。痛みの軽減のために冷却してから施術いたします。痛みが心配な方には表面麻酔もご用意しております。
A 当日は、長時間の入浴、運動、アルコールは控えていただきます。
A 注射後は3~4時間後はお化粧を控えていただきます。パウダリーファンデーションでお化粧をしていただくようにお願いします。
2015.04.05
A しわやしみなどの肌のトラブルを改善し、美肌に関する様々な効果があります。また、アンチエイジング作用や、疲労、肩こり、アトピー、花粉症、生理不順を改善する効果が期待できます。
A 安全な薬剤ですので副作用が起こる可能性は極めて稀ですが、どんな薬剤も副作用が起こる可能性を100%否定することはできません。起こりえる副作用としてはアレルギー反応です。注射部位が一時的に赤くなったり、硬くなったりすることはあり得ますが数日で治まります。
A プラセンタは人の胎盤から抽出したエキスですが、現時点で解明されている感染症は100%排除され、現在の製法になった50年以上も前からプラセンタで病気が移ったことはありません。厚生労働省の指導によってプラセンタは医薬品のなかでも「血液製剤扱い」となり、プラセンタを一度でも受けられた方は献血ができないことになりました。
A 1アンプル2mlで週に1回が理想的ですが、患者様のご都合に合わせて受けていただけます。継続していただくために、複数回のお申込みでお値打ちにさせていただいております。
A 二日酔いや疲労回復の目的で男性もたくさんの方が受けられています。
A 当院は予約制ですので、待ち時間はございません。初回は診察や同意書の確認がございますが、来院からお帰りまで15分程度です。
2015.03.31
A 1ヶ月~2ヶ月に1回です。
A 個人差が大きいですが、3回から6回程度必要です。
A 施術の前にアイスパックをしてから行いますが、針を刺す痛みはあります。施術後、1週間程度、軽い鈍痛が起こる場合があります。
A どの部位でも可能です。人気のある部位は、太もも、ウエスト、下腹部、二の腕などです。
A あくまでも部分痩せが目的です。体重を落とすことはできません。注入した部位の脂肪量は減少します。
カテゴリ:Q&A メディカルダイエット
2015.03.31
A にきびは尋常性ざ瘡という病気ですので保険診療で診察させていただきます。
症状が軽いうちに治療を行い、にきびができにくい肌へ改善するためのホームケアをご提案します。
A 当院では通常の投薬では良くならなかった方でも、ご希望がございましたら個人に合わせたホームケアと、メディカルエステ、光治療、ピーリング治療、肌点滴など、自由診療部門も充実してご提案させていただきます。
A にきびができやすい肌の要因の一つに、無駄な角質が厚いということがあります。また、意外にも保湿が不十分であることや洗顔のし過ぎも炎症を助長させます。毎日のホームケアでこれらの要因を取り除くことが可能です。
カテゴリ:Q&A 美肌(小じわ・毛穴・にきび)
2015.03.31
A 麻酔クリームを塗布するので痛みはほとんどありません。個人差がありますが、チクチクする程度です。
A 1~3年で薄くなりますが完全に消えることはありません。
A 初回はカウンセリングを含めて各部位1時間半から2時間ほどです。約1ヶ月後に2回目の施術を行いますが、この時は1時間程度です。
A まずは眉や、アイライン、リップラインなどお悩みをお聞かせください。ご希望を伺いながら技術者が表情筋の動きなどを分析し、ご満足いただけるデザインをご提案いたします。
A 他のサロンやクリニックで施術され、薄くなっているアートメイクもメンテナンスいたしますのでお問い合わせください。
A 当院ではMRI検査で影響の出にくい色素を使用しておりますので検査に影響はありません。
A 施術箇所によっては3日ほど軟膏を塗っていただきます。当日は入浴、アルコールは控えていただきます。