院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2015.03.31
A 手術後はよく冷やしてお帰りいただきますので直後の腫れはごく軽度です。個人差はありますが、翌朝から泣き腫らしたような軽いむくみが2点留は2~3日、4点留は1週間程度です。
A 内出血を起こすことはありますが、1~2週間で徐々に消失します。二重のラインの中に隠れることが多いです。
A デザインによっては十分可能なことがございます。丁寧にカウンセリングしますのでご来院ください。
A 麻酔の注射をする際にチクッと痛みはあります手術中の痛みはありません。
A 個人差が大きいです。数か月で浅くなってくることもありますし、10年保っているという人もいます。二重が取れやすいまぶたというのはある程度わかりますので、カウンセリングご説明いたします。
A 腫れで運転できなくなることはまずありませんが、ご心配でしたら付き添いの方とご来院ください。
A アイメイク以外は手術後から、アイメイク・コンタクトレンズは3日目より可能です。目に違和感があるときは延期してください。
A 可能です。改めてその方にあった埋没法をご提案いたします。
A 何度でもできます。が、基本的に溶けない糸を埋没します。つまり、異物をまぶたの中に残すことになります。異物を無駄に体内に残すことは推奨しませんので、複数回以降を考えている方は手術適応の見直しが必要なことがございます。
カテゴリ:Q&A 重瞼術(二重まぶた)
2015.03.31
A アイスパック冷却して皮膚を鈍感にするので感覚がなくなり、少しジーンとする程度ですが、痛みには個人差がございます。不安な方はご相談いただければ各種麻酔をご用意できますのでご安心ください。
A 医療用ピアスで各種デザインのものをご用意しております。金属アレルギー対応のピアス、透明ピアスなどもご用意しておりますのでご相談ください。
なお、持ち込みも可能ですのでお問い合わせください。
A 耳たぶは1か月半、軟骨は4か月、へそは半年です。
A 可能ですが、医療用ピアスの場合、両耳または2か所と同料金です。
A クリニックだからといって腫れや炎症が起こらないとは限りません。万が一、トラブルがございましたらしっかりとアフターフォローをさせていただきますので、その際はすぐにご連絡ください。
A 特に規定はございません。ただし、ファーストピアスは耳を圧迫しない長さのものと、皮膚のアレルギーを起こしにくいものをお選びください。また、ご自分の耳の形や厚さに合った長さをご用意ください。
A 医療用のアレルギー対応ピアスをご用意しておりますのでご相談ください。
2015.03.30
A 表情ジワに効果があります。目尻のシワ、眉間のシワ、額のシワ、顎の梅干ししわに効きます。
A 注射する時間は5分から10分くらいです。
A 一般的に4か月前後で徐々に元の状態にもどります。
A 4か月はあけていただきます。注入後、効果が乏しい場合は1カ月後に再注入いたします。
A 施術中はチクッと針を刺す痛みがあります。痛みが心配な方は表面麻酔をご用意しておりますのでご安心ください。
A 注入後、痛み・腫れが現れることがありますが、数時間から1日でよくなります。内出血は程度によりますが、3日から2週間前後で残らずに改善していきます。
A 注射後すぐにお化粧してお帰りいただけます。
A 2,3日は入浴、サウナ、激しい運動、アルコールは控えていただきます。
A 十分なカウンセリングをしてご満足いただけるよう、患者様にあったオーダーメイドな注入を心がけております。
詳細はこちらをクリックしてください。「表情皺ボトックス注射の実際」
カテゴリ:Q&A ボトックス‐表情しわ
2015.03.23
カテゴリ:ピアス
2015.03.22
穿孔には、ピアスガン、ピアッサー、ニードルなどを使用します。ピアスガン、ピアッサーを使用するときは局部を冷却し、無麻酔で穿孔可能です。痛みは穿孔直後に少しジーンと感じますが、一般的に皆さんが心配するほど痛くありません。ご来院から帰院されるまで、約20分程です。
下の写真のような樹脂製の透明ピアスも選択できます。
ピアスガンを使用して開けているところです。
ピアスガンを使用してまっすぐ綺麗にピアスを開けるにはいくつか注意点があります。
・ピアスホールの完成には期間を要します。その間、ファーストピアスを外すと、再度留置できなかったり、孔がとじてしまうことになります。耳たぶは1か月半程度、軟骨は4か月程度、ボディは6か月程度、ファーストピアスを外さないようにしていただきます。
・ピアス孔が完成した後も、数か月程度は穴が狭くなりやす時期です。毎日ピアスを使用することをお勧めします。また、その間は同部がしこりになって固く触れることがありますが、次第に柔らかくなって気にならなくなります。
・ご自宅でのケアは、シャワーで良く洗浄していただくだけです。消毒をする必要はありません。消毒してもしなくても、膿むか膿まないか、相関しているという根拠はありません。しかし、不潔にしてはいけません。
・ピアスに感染を起こし、痛みと腫れを生じることがあります。抗生剤の内服や、ピアスの除去を余儀なくされることがあります。
・金属アレルギーが発症した場合は、その金属性のピアスの装着は出来なくなります。
・稀ですが、ケロイド体質の方はピアス穿孔部にピアスケロイドが生じることがあります。
2015.03.13
詳しいデザインの仕方、施術の流れについては、後日詳細をアップします。
ひとまず、
上の写真は施術に使用するニードルです。9本の針が斜めに並べられています。技術者はオリジナルでこのニードルを調整し、最も使いやすいようにしています。また、この針は必要以上に深く入らず、色素をちょうど入れたい表皮の深さに入れることができます。
タッチアップには電動のニードルを使うこともございます。
自然な眉毛の流れを再現できます。
カテゴリ:アートメイク
2015.03.12
アイラインはまつ毛とまつ毛の間も含めて、丁寧に色素を入れていきます。外のラインは将来の皮膚のたるみなどのを考慮して、無理に入れないように延長しません。写真は施術直前です。この患者さんのように、まつ毛が程よく外向きになっておりますと、アイラインのアートメイクがとても映えます。
エムラクリームで表面麻酔をします。20分ほどだけでもかなり鎮痛作用が出ます。施術中に痛みはほぼありません。写真は麻酔クリーム(エムラクリーム)を塗布しているところです。
施術には特殊なニードル(使い捨てです)で丁寧に色素を入れていきます。術後の腫れは、わずかでよく泣き腫らした感じが1~2日が標準的な経過です。施術に要する時間は両目で30分程度です。朝のメイク時間が短縮されますし、安定した綺麗なアイラインをご提供致します。3~4週後、タッチアップでもう一度施術して、色素を安定させます。
初回はまつ毛とまつ毛の隙間を埋めるよう、内側のラインにベースラインを着色します。1か月後のタッチアップの際にはやや上方まで、ご希望に合わせたラインにデザインしていきます。
インラインへ綺麗に着色されています。
また、アイラインはまつ毛が程よく外向きの方が映えますので、一重まぶたの方や、奥二重の方は、埋没法などの重瞼術をお受けになられると喜ばれます。埋没法による二重の手術とアイラインのアートメイクは、先にアートメイクを入れていただき、タッチアップが終了してから埋没法を受けていただいた方が良いと思います。理由はアートメイク施術中にまぶたをけん引しながら行いますが、埋没糸にできるだけ負担をかけたくないからです。
これは皮膚の代謝の個人差にもよります。また大きな要因として、特にタッチアップ時に電動ニードルを使用しますと、刺激で涙が多く出る方がお見えになります。涙に洗い流されながらですと、色素の入り具合が悪くなることがあります。通常は1年前後でタッチアップしますが、初めの1か月でかなり薄くなってしまう方も稀ですがお見えです。1か月以内の消失は当院の補償プランをご利用いただきます。
1~3日程度は泣き腫らした後ぐらいに腫れることがございます。翌日に大切なイベントがあるときなどは施術は避けておくべきです。
術後の腫れの引きが悪く、痛みが続いている時は結膜炎の可能性があります。稀ですが、厳重に経過観察いたします。また、術後に抗生物質配合の眼軟膏を塗布しておいていただきます。
術中は麻酔クリームの影響でほぼ痛みはありませんが、術後数時間から1日程度、ひりひりと痛むことがございます。必要な時は痛み止めを処方致します。2∼3日も痛みが続く場合はトラブルが起こっている可能性がありますのでお申し出ください。
カテゴリ:アートメイク
2015.02.25
シミは「レーザーで一発で消せる!」と思っていらっしゃる方がおられます。確かに美容皮膚科診療に初めて来られた方の多くはそう思っていたり、テレビで芸能人がビフォーアフターに登場し、いとも簡単にシミが消えたという印象を与えている場合もございます。勿論、そのように簡単に除去できるシミの種類や治療方法もあります。
今回はシミの種類と治療法でどの程度良くなる見込みがあるのか、まとめてみます。
その前に光治療(フォトフェイシャルなど)とレーザー治療の違いを理解しないといけませんが、目的や施術は似ておりますが、理論は大きく異なると考えます。このあたりは少し難しいので、別の項で述べたいと思います。
フォトフェイシャルで、反応します。繰り返し定期的に施術をすることで、改善の見込みは高いと思います。完全に根絶しようと思うと、Qスイッチ方式と呼ばれる照射のできるレーザーが、一度の治療で根治の可能性があります。ただ、Qスイッチレーザーを照射しても数回治療しないと取れないものもあります。3か月おきに治療します。(つまり年4回治療ができます)また、照射後はテープ保護など、顔に何らかの保護を施しますので、ダウンタイムがある治療になります。一方フォトフェイシャルでは、効果としてはかなり良くなると思われますが、治療を終了すると再発してくるものもあります。ただ、ダウンタイムはほぼ無しですし、全顔照射ですので、全体にあるシミを少しずつ薄くしていくことができます。1回で効果が出ることはほとんどないので、繰り返し照射に通います。1か月に1回の照射です。つまり1年で12回です。12回照射すると、効果も良く感じられる方が多い印象です。また、美肌効果がつよく、お化粧のノリが大変良くなるので、シミの改善がマイルドでも、美肌効果で継続される方は多いです。
ADMはフォトフェイシャルでは対応不能です。それはメラニンの深さに関係します。ADMは真皮内にメラニンがある(深いということです)ので、通常のフォトフェイシャルの発振では光をそこの深さまで到達させることができません。これができるのはQスイッチレーザーのみです。本気でADMを治療される方はレーザ―治療を受けなければなりません。フォトフェイシャルで良くなったという方もみえますが、それはそもそも診断が違うのか、ADMに混在する老人性色素斑を改善しただけということになります。
肝斑はフォトフェイシャルで良くなるという人もいますし、変わらないという人もいます。いずれにしろ強い照射は肝斑の病態である炎症後色素沈着を悪化させる可能性があるので避けています。
Qスイッチレーザーは通常の照射方法では、かなり強い炎症後色素沈着を生じますので通常禁忌です。そこで最近はレーザートーニングという施術に人気があります。レーザーフェイシャルとは違います。レーザートーニングもまだ賛否ありますし、長期成績はよくわかっていません。やはり肝斑の治療は基本に内服と習慣の改善があることは間違いありません。
フォトフェイシャルでも色調の改善は望めます。また、Qスイッチレーザーでもダウンタイムがあっても構わない場合は治療可能です。しかし、いずれにせよ、再発の可能性が高いです。フォトフェイシャルを継続的に行うのが効果的なのかもしれません。
カテゴリ:シミ
2014.11.01
カテゴリ:美肌(小じわ・毛穴・にきび)
2014.10.21
レーザー治療や光治療、水光注射、イオン導入などなど、美肌に関する治療法は種種あります。
しかし、ホームケアにおけるスキンケアで、その人のベストな肌状態でいないと、施術効果は十分発揮できないと思いますし、施術の副作用も発生しやすいと思います。
また、ホームケアとは直接的なスキンケアのみでなく、食生活、睡眠、ストレスなども重要な要素です。
スキンケア5つの秘訣
中でもビタミンCはお肌に良い成分として、化粧品に含まれ、イオン導入に使用され、内服薬やサプリメントでも摂取することが、美容皮膚科ではルーチンに行われています。当院でもその方向性は重要と思っていますが、美肌のためのビタミンというと、ビタミンC、EやB群は脇役であり、何よりもビタミンAが主役に位置づけられていると考えています。ビタミンCは強力な抗酸化物質で、肌の保護や修復には不可欠なのですが、皮膚に対する直接的な役割があるのはビタミンAです。
この考え方は、肌老化はほとんどが光老化である、つまり紫外線が肌を老化させる、ということから、成り立つ考え方です。しみ、しわが増えてきたというのを年のせいだけにしてはいけません。年のせいより紫外線の影響の方が主です。(もちろん遺伝的な要因などもあります)
① ビタミンAは、パルミチン酸レチノール、レチノール、レチナール、レチノイン酸と、代謝されますが、パルミチン酸レチノールは食物などから摂取され、皮膚に安定して蓄えられます。特に若年者ではこのパルミチン酸レチノールが多く蓄えられており、加齢とともに減少します。パルミチン酸レチノールの作用は、自ら紫外線を吸収し、無くなることで紫外線から皮膚を守る働きをします。子供の皮膚は紫外線に強いということです。
② パルミチン酸レチノールが代謝されたレチノイン酸は、皮膚のターンオーバーを促進する働きがあります。しみを薄くする塗り薬に、トレチノイン誘導療法というのがあります。これは表在性メラニンに対し、レチノイン酸を塗布することによりターンオーバーを促進し、メラニン排泄を促進し薄くしていくものです。
βカロチンなどのビタミンAを積極的に摂取することはお肌に重要なのですが、化粧品で外から補うというものも、いくつかラインナップがあります。保湿やUVケアは基本的なスキンケアですが、ビタミンAを配合し、上記のような作用を狙う機能的スキンケアが、当院の美肌治療におけるベースラインであり、どんな患者さんにも実践いただけ、かつ効果の高いものであると思っています。
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ