院長ブログ
Diary of Gifu Skincare Clinic
2014.10.21
レーザー治療や光治療、水光注射、イオン導入などなど、美肌に関する治療法は種種あります。
しかし、ホームケアにおけるスキンケアで、その人のベストな肌状態でいないと、施術効果は十分発揮できないと思いますし、施術の副作用も発生しやすいと思います。
また、ホームケアとは直接的なスキンケアのみでなく、食生活、睡眠、ストレスなども重要な要素です。
スキンケア5つの秘訣
中でもビタミンCはお肌に良い成分として、化粧品に含まれ、イオン導入に使用され、内服薬やサプリメントでも摂取することが、美容皮膚科ではルーチンに行われています。当院でもその方向性は重要と思っていますが、美肌のためのビタミンというと、ビタミンC、EやB群は脇役であり、何よりもビタミンAが主役に位置づけられていると考えています。ビタミンCは強力な抗酸化物質で、肌の保護や修復には不可欠なのですが、皮膚に対する直接的な役割があるのはビタミンAです。
この考え方は、肌老化はほとんどが光老化である、つまり紫外線が肌を老化させる、ということから、成り立つ考え方です。しみ、しわが増えてきたというのを年のせいだけにしてはいけません。年のせいより紫外線の影響の方が主です。(もちろん遺伝的な要因などもあります)
① ビタミンAは、パルミチン酸レチノール、レチノール、レチナール、レチノイン酸と、代謝されますが、パルミチン酸レチノールは食物などから摂取され、皮膚に安定して蓄えられます。特に若年者ではこのパルミチン酸レチノールが多く蓄えられており、加齢とともに減少します。パルミチン酸レチノールの作用は、自ら紫外線を吸収し、無くなることで紫外線から皮膚を守る働きをします。子供の皮膚は紫外線に強いということです。
② パルミチン酸レチノールが代謝されたレチノイン酸は、皮膚のターンオーバーを促進する働きがあります。しみを薄くする塗り薬に、トレチノイン誘導療法というのがあります。これは表在性メラニンに対し、レチノイン酸を塗布することによりターンオーバーを促進し、メラニン排泄を促進し薄くしていくものです。
βカロチンなどのビタミンAを積極的に摂取することはお肌に重要なのですが、化粧品で外から補うというものも、いくつかラインナップがあります。保湿やUVケアは基本的なスキンケアですが、ビタミンAを配合し、上記のような作用を狙う機能的スキンケアが、当院の美肌治療におけるベースラインであり、どんな患者さんにも実践いただけ、かつ効果の高いものであると思っています。
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ
2014.09.09
まつ毛は美容において、重要であることは、つけまつ毛、マスカラ、まつ毛パーマ、ビューラー、まつ毛エクステ、まつ毛美容液などの様々なメーク法があることからも、自明の事実です。いずれも、目的はまつ毛をより長く、より多く見せることです。
特にアジア人女性においては男性も女性も白人に比べるとまつ毛が短く、量が少ないことがわかっています。
また、女性の場合、年齢とともにまつ毛の長さは短く、量は少なくなって、睫毛貧毛症になっていきます。これが自然の経過ですから、当然、若々しい目元づくりという意味でも、まつ毛を長く多く見せたいと思う方は多いです。また、若い女性では、より美しく、魅惑的な目を作り出したりするうえでも、豊富にまつ毛がある方がメークなどもしやすくなります。
一つ面白いことに、なんと、男性の場合は年齢とともにまつ毛の長さが短く、量が少なくなることはありません。横ばいなのです。
クリニックでは、まつ毛発毛剤として、ラティース、ルミガンといった薬剤を処方することがあります。使用すると数週でまつ毛が濃くなってきます。
いずれも薬剤も、もともとは緑内障の点眼薬だったのですが、例えば、ルミガンにおいては、約半数弱の点眼患者のまつ毛が、濃くなったことが副作用としてわかり、まつ毛育毛発毛剤として使用されるようになりました。
つけまつ毛や、エクステをされる際も、その前からルミガンなどでまつ毛を増やしておくと、メークもしやすくなります。埋没法で作った二重のラインもさらにエレガントになります。
サンケン・アイといって、上まぶたの窪みを気にされる方がおられます。多くの場合は、加齢とともに目の周りの脂肪が少なくなって窪んで見えたりします。やや老けた印象になるので、治療を希望される方がみえます。治療法は、眼瞼下垂、その他眼の周囲のたるみを改善する手術をすることがあります。手術では改善しなさそうであれば、注入をします。脂肪注入、もしくはヒアルロン酸注入です。
このサンケンアイですが、治療を希望してこられる方の中に、緑内障で、ルミガン点眼中の方がみえます。実は、ルミガン点眼中の2%程度で、サンケンアイが発症する方がおられるようです。
こういった方の場合は、注入などせず、まずはルミガンを中止して、違う薬剤に変更したりしていただきたいと思います。しかし、そこから先は眼科の先生にお任せです。止めれば改善するのか、どこまで不可逆の要素があるのか、引き続きリサーチしようと思います。
今回はまつ毛発毛剤ルミガンと我々の関わりについて、トピックスをまとめてみました。
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ
2014.09.08
先日、日本美容外科学会JSAPSが後援する研究会である、Medical Skin Care Specialistの講習会を受講しました。
冒頭に委員長先生のお話があり、中に興味深いお話を聞きました。
①鼻が低く、彫りが浅い顔
隆鼻術では、インプラントやヒアルロン酸を使って、鼻を高くします。希望される方の中には鼻が低くても、とてもかわいらしくてバランスがいい、と印象を受ける方もみえます。また、中には若干鷲鼻や垂鼻を希望する方もみえますが、結果、実年齢よりお姉さまに見える、大人っぽく見えるように感じます。
②肌がきれいな顔
肌年齢の老化因子で最重要なもの、それは紫外線と喫煙です。こういった環境要因は70%、
そして、生まれ持った体質である遺伝的要素は30%の割合で肌老化に影響していると言われております。
日本人は上記が当てはまります。欧米人よりも紫外線ケアはきっちりされている方が多いです。また、
③特に日本人女性は若く見せるメイクが上手であり、
④民族性として、おしとやかで自己主張しないのが美徳とされており、ますますかわいらしく見えるのだということです。
そして日本人女性は世界的に若く見られる傾向があるのです。
さらにこんなお話もうかがいました。
同じ年齢でも老けて見える要因、それは①茶髪 ②化粧をしない ③太っている と言われています。
見た目若いと、長生きすることもデータが出ているのも興味深いです。これはアメリカで双子79組の調査で分かったことです。
日本人女性が長寿なのも、理解できるお話の一つだと思います。
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ
2014.08.10
カテゴリ:スキンケア・エステ・コスメ